15年振りの大台固め 日経平均2万2000円射程圏 (2015.04.27)
前週末模様眺め。円高に振れ一段安になった。手掛かり難から見送られ、主力が利食いに押されたもの。株式分割を発表した■■■(****)や上方修正した■■■■(****)はこの限りでない。半面、中低位、二部、JQや
マザーズ指数がプラス。出遅れの水準訂正が広がっている。
日経平均が週明け1万9494円を底に23日2万0252円まで過熱感なく758円連騰しただけに週末一服。26日首相訪米、28日に日米首脳会談、29日米議会合同演説を見分ける動き。15年振り2万円大台固めに入った。前日、やはり15年振り最高値を更新したナスダックが新たな手掛かり。3日下振れした米雇用統計をきっかけに、FRBの利上げ・ドル高路線修正を示唆するもの。15日史上最高になったマネタリーベースの供給残高が物語るもので、ピークから10%減少した昨年12月8日から11.5%増加。月2回発表され、今後増加となればNYダウ2万ドル突破。S&P、ナスダックも追随する公算が大きい。24日述べた奥山さんの日経平均2万2000円説が射程圏に入るわけだ。2万2000円といえば、バブル崩壊のさなかで持ち合い解消売りや担保掛け目引き下げなど1996年6月の因縁場。04年4月の戻り高値2万0833円カイから時価総額ピーク(89年末611兆円)更新にこだわっていたが、96年6月の2万2666円挑戦も考えられ、■■■■■(****)や■■■■(****)の1000円大台回復。■■■■■■■(****)の1万円大台乗せが視野に入る場面。おのずと大商いが予想され、2013年5月23日の東証一部76億5500万株、売買代金5兆8300億円をしのぐボリューム。
(中略)
マーシャルプラン(欧州復興援助計画)の声が上がっている。中国が「一帯一路」構想のもと、AIIBを立ち上げシルクロード開発を持ち出したのに似ている。日経平均が活況のうちに2000円台まで戻し、持ち合い解消売りを肩代わりした外資が利食い。日本の株高で潤った資金が一息つける。「バブル再燃」に目くじらを立てることはない。米国と同様にバブル崩壊から25年経過。作用と反作用に過ぎない。
24日の日経平均167.61円安。大引け2万0020円。TOPIX1618(-6)。東証一部の出来高21億3900万株、売買代金2兆3000億円。6月限が40円安で寄り130円安の2万0050円引け。10年債利回り0.285%(-0.025%)。高値警戒が浸透しており心配無用である。値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など数えるほど。■■■■(****)が474円引け。昨年8月1日の高値516円に挑戦。5月12日の決算発表と兼ね合いだ。■■■■(****)よし。■■■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)強気。■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)然り。以前述べた■■■■(****)がトヨタ系の出遅れ。週明けの■■■(****)と■■■■■(****)に注目。昨日の自分を超えるだけでいい。毎日努力して進みたい。(了凡)