証券ビュー

アンコール伊勢町

4月クライマックス クールな売り越し一辺倒の個人 (2015.03.24)

週明け高い。円高をこなし続伸。配当取りの動きが広がった。増配、自己株消却、自社株買いなど新たな手掛かり。外資のほか公的年金、国内機関投資家の買い越しも目立つ。欧米に続き

中国、インド、ロシアなど新興国も利下げ。18日、BIS(国際決済銀行)が「緩和はさらに緩和を促す」旨のコメントを流し、同日FRBもFOMC後「ドル高が米経済に打撃」との懸念を表明。緩和マネーが国境を越えて流れ出した。結論からいうと、  
(中略)
受け売りだが、資源と借金に依存した経済を放置し、ワールドカップにこぎつけたブラジル経済が2016年のリオ五輪までもたないという。それが15日のデモ参加170万人といわれ、ルセフ大統領弾劾を求めて立ち上がったブラジルの実体。中国が経済関連統計を嵩上げしているにもかかわらず景気悪化が顕著となり、今後海外から鉄鉱石を買わなくなれば一段安。米国のシェール革命が裏目に出た。2016年までに資源価格が戻せばともかく、さらに下がれば五輪どころでない。クリミア編入、ウクライナ問題、経済制裁などロシアと西側も根深く対立したまま。体力勝負になってきた。そこへ、中国が乗り気のアジアインフラ投資銀行。昨年末まで21カ国が今年EUの主要国英仏独を加え31カ国。4月28日の日米首脳会談、6月7〜8日ドイツサミットの末、9月に米中首脳会談で日本を飛び越し米国の出資が決まると、1971年ニクソンショックの再現という。しかし、4〜6月次第。予断を許さない。日本の場合、年度末の延長になるが、国内外緩和マネーの溜まり場とみられ高値波乱。4月にクライマックスを迎え、コーポレートガバナンス・コードとギリシャ支援延長期限の6月にかけて峠。売り越し一辺倒の個人がクールで期待をもてる。■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)のほか、■■■■(****)、■■(****)、■■(****)、■■■■(****)など日経平均2万円以上、2万5000円レベルで利食い千人力。しばしば述べた極限値の反動に備えるところだ。
 23日の日経平均194円高。大引け1万9754円。TOPIX1592.25(+11.74)。東証一部の出来高18億8500万株、売買代金2兆4100億円。6月限が70円高で寄り190円高の1万9690円引け。10年債利回り0.310%(-0.010%)。インデックス取引が大半でボリュームに欠ける。値上がり率上位を見ても、底値買いの奥山さんから届いた■■■■(****)と■■■(****)が関係分。新たに■■■■■(****)がきた。■■■■(****)買い場探し。■■■■(****)、■■(****)買いの一手という。■■■■■■■(****)、■■■(****)出番待ち。薬九層倍の醍醐味を味わってほしい。■■■(****)も大きい。(了凡)