証券ビュー

アンコール伊勢町

新興市場が出番待ち 世界経済が変わる歴史の転換点 (2015.04.01)

 案の定安い。年度末にかかわらず主力中心に戻り売り。米株高と円安を手掛かりに高寄りした日経平均が安値で引けた。6月物の引け味が悪い。TOPIX先物を大量に買った外資のポジション調整といわれ、

前日値だけ飛んだNYダウ・出来高6億7577万株が正体。あや戻しとみられ、4~5月先物の空中戦。裁定解消の現物売りも予想される。需給の上で昨年10月を底に4月出来上がりと述べた。日経平均を見ると、1万4532円から1万9746円まで36%上昇。ドル建てで22%にとどまり差し引き14%調整が見込まれる。計算すると、1万9016円レベル。持ちこたえればよし。下振れなら理外の理。売り方の踏みに対し買い方の投げが出る。それも、NY市場暴落説をはじめ外部要因。超低金利、円安、原油安の浸透と設備投資、増配、自社株買いなど株主還元が見込まれる日本株に悲観無用。外部要因が好転するまでガス抜きを受け入れる場面になった。中低位、二部、マザーズ、JQなど出遅れの水準訂正しきり。3月26日、83ヵ月と40年7ヵ月の周期到来をお伝えし前者を優先。新年度入り主力が調整し、新興市場出番待ちと探りを入れた。4~5月、■■■■■■■(****)と■■■(****)が活躍すれば値千金。■■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■(****)も控えているだけに十分戦える。受け売りだが、大抵の人が今後どうしたらいいかわからない。問題は、
(中略)  
どれになっても世界経済が変わる。2月5日、延命の限りを尽くす2015、16年と述べた通り。現在、歴史の転換点と考えられる。米国は1929年の暴落から始まった大恐慌の失敗、日本が20年以上苦しんだデフレを散々研究した上、3度の量的緩和で3兆6000億ドルお金をばらまいた。しかし、FRBの準備預金に積み上がっているだけで市中に回っていない。やがて金利を引き上げ、もし景気が回復しないと打つ手がない。そこで、日経平均6万3000円説とも受け取れる。
3月31日の日経平均204円安。大引け1万9206円。TOPIX1543.11(-14.66)。東証一部の出来高23億6400万株、売買代金2兆9300億円。6月限が180円高で寄り200円安の1万9230円引け。10年債利回り0.400%(+0.035%)。踊り場の印象が強い。値上がり率上位を見ると、■■■■■■■■(****) 、■■■■■(****)が目についた。4月上旬カジノ法案が国会に再提出される見込みとなり、■■■■■■■■(****)買い下がり。■■(****)、■■(****)ボトム圏。■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)然り。■■■■(****)、■■■■(****)も見直される。適応能力を備えると面白い。新興市場が出番待ちだ。(了凡)