肝腎なところにきた 主力中心に4~5月戻り売り (2015.03.31)
週明けまちまち。指数先物に打診買い。腰が引けてさまにならない。食品、小売、不動産のほか証券、銀行など内需関連の一角が高い程度。大半見送られ盛り上がりに欠けた。4月1日短観と中国PMI、2日マネタリーベース(3月)と
米貿易収支(2月)、3日に米雇用統計発表(3月)の予定。3日、イースターで世界主要国が休場のため、唯一東京市場が先行指標。しかし、落ちの26日から矛先が鈍り様子がおかしい。30日、主力が調整し新興市場出番待ちと述べた。83ヵ月周期説といわれ、今週より来週表面化する見込み。日本の場合、今後発表される経済関連統計の好転が予想され、30日予想を下回った2月の鉱工業生産指数も3月マイナス2.0%、4月プラス3.6%に改善する見通し。相場を冷やしたのは外資の先物売りで外部要因に間違いない。もれ伝えられるのが
(中略)
日本も影響を受けるため、外資が26日ショート(空売り)でジャブを出し様子を見ているのが本音に近い。日経平均6万3000円説を唱えた若林栄四氏。米国経済の回復を「偽りの夜明け」に過ぎないという。マネーが実体経済と乖離して膨張した40年の株高がピークに達し逆回転。米国発デフレの到来が見込まれると持論を展開。自らバブルをつくり出したにもかかわらず、米国だけデフレを免れるとは甘い。米国の金利の歴史を振り返ると、2022年まで金利が下がり続ける可能性大という。リーマンショックからFRBのアナウンス効果と3兆6000億ドルにのぼる量的緩和で70ヵ月を超える株高。実体経済がついていけず調整が見込まれる。肝腎なところにきた。
30日の日経平均125円高。大引け1万9411円。TOPIX1557.77(+4.99)。東証一部の出来高21億株、売買代金2兆3900億円。6月限が40円安で寄り110円高の1万9430円引け。10年債利回り0.370%変わらず。新年度、売りたい強気。逃げを打つ相場が予想される。値上がり率上位を見ると、■■■■(****)、■■■■(****)、三谷産業(8285)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など関係分。■■■(****)が寄り前「上方修正」を発表した。今まで一度もないだけに期待できる。★★★167、同★101など治験順調。いくらかコーポレントガバナンスに目覚めた。主力中心に4~5月戻り売り。代わって中低位、二部、マザーズ、JQなど出遅れが水準訂正。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など決算発表待ち。悲観無用である。(了凡)