週明け期待をつなぐ 2015、16天与のチャンス (2015.03.02)
前週末確り。利食いをこなし日経平均、TOPIXともにプラス。週明け期待をつないだ。ミクロで原油先物反発、円安が手掛かり。NYダウがFRB議長の曖昧な証言でまちまちだけに、週末にかかわらずやけに強い。
1月の鉱工業生産4.0%増、消費支出5.1%減、完全失業率3.6%(0.2%上)など経済関連統計も三寒四温。2月19日に円安から円高株高の潮目に入り、数字の上で日経平均がNYダウを上回るようになった。短期的に騰落レシオをはじめテクニカル指標が過熱状態になる一方、10年、20年、30年の長期移動平均線も揃って上向き同慶の至り。年度末にかけて天与の幸運にあやかれそうだ。2月末述べたように、堰を切る三角もち合い放れ。日経平均に続いてTOPIXの水準訂正が始まり本物に近い。大手メディアによると、ギリシャ、ウクライナ、中国が累卵の危機。ロシア、米国も紙一重といわれ日本にお鉢が回ってきた。独歩高といえなくもないが、ジム・ロジャーズ(72)が面白い。日本に大きな問題が三つあるという。人口減、天井知らずの債務、安倍首相(60)がまだいること。紙幣増刷により自国通貨の価値を下げるのがお粗末という。しかし、株高に熱心。いずれバブル発生懸念。もしそうなら日本崩壊の危険がある。脱出するなら、1980年の中国や2010年のミャンマーを前例に北朝鮮。残るなら農業と観光に発展の余地。今後成長産業になるという。発想が投資でシャープなところが受けている。ベストセラーの「金持ち父さん」によると、金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならないという。その上で、金持ちはお金のために働かない。お金の流れの読み方を学ぶ。自分のビジネスを持つ。会社をつくり節税する。金持ちはお金をつくり出す。お金のためでなく学ぶために働く。そして、金持ちになっても何も解決しないという。受け売りだが、中原圭介(1970年生まれ)の持論が本音に近い。米国の景気回復と世界的なエネルギー価格の下落に適応し、地道に成長戦略をモノにすること。日経平均2万円、2万4000円といってもピンとこないが、
(中略)
値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■■■■■(****) 、■■■■■■(****)、■■■■(****)程度。まだ味気ない。
2月27日の日経平均12円高。大引け1万8797円。TOPIX1523(+2)。東証一部の出来高27億株、売買代金3兆円。時価総額552兆円にのぼる。■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****) 、それに■■■■(****)も確り。■■■■(****)、■■■■(****)も心配ない。■■■■(****)、■■■(****)然り。■■■■■■■■(****)が194円まで戻し一服。2月12日発表したストックオプションが刺激になった。■■■■■■■(****)、■■■(****)材料待ち。仕込みが終わると次々出てくる。日本の場合、2015〜16年に原油安をうまく取り込むと実力以上の景気回復。天与のチャンスに違いない。(了凡)