堰を切るもち合い放れ TOPIX回り出し本物に近い (2015.02.27)
堰を切るように反発。引け一段高になった。前日金と原油先物が切り返し、NYダウ2日連続ピーク更新。外資2週連続買い越し、ゴールドマンがTOPIXの上値を1年後1770に引き上げるなど三角もち合い放れ。
20日ギリシャ支援4カ月延長合意、25日中国の春節明け、直近までウクライナ情勢など斟酌し本物に近い。日経平均1万9000円のほか、2万円も視野に入った。19日からドル建ても数字の上でNYダウをリード。外資の回転が利き始めた。彼らが日本株を売った時、換金するとキャッシュフローが増えているためだ。昨年10月からドル建てチャートを見ると、
アベノミクスをきっかけに40%以上円安、50%以上原油安とあって3、4月発表される貿易収支、GDPの改善予想以上。円ドルが120円前後で定着すると製造業の国内回帰を促し、■■■(****)が8年振り秋田に250億円投入し大規模な新工場着工も伝えられた。これまで■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など電機メーカーが目立つ。それだけに、内需関連が強いというわけだ。国内勢より外資が先を見越しており、彼らは日経平均先物で1万5000円や1万6000円のプットもヘッジに買っているという。消去法で日本という選択肢が手掛かり。ギリシャ支援合意にしても、
(後略)
問題の本質という。あおりを受けてデフレに追い込まれたポーランドやチェコなどユーロ非加盟国が輸出減少。中国も一線を越えたといわれ、日本だけ独歩高といかないようだ。強気の外資も先物にヘッジ売りを仕掛けヘッピリ腰。機関投資家が日計りでちょっかいを出し、安堵を見届け買っているのが現状。悲観論が多いと強い展開になるが、楽観論をつくらないと売れないことも事実。昨年暮れから年度末2万円を唱え、TOPIXが回り出して本物に近くなった。
26日の日経平均200円高。大引け1万8785円。TOPIX1521(+14)。東証一部の出来高23億9100万株、売買代金2兆5000億円。3月限が40円安で寄り170円高の1万8800円引け。10年債利回り0.340%(+0.005%)。■■■■(****)のトップ交代。山本新社長(61)を発表している。値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)程度。先物と裁定主導で焦点ぼけになった。汚染水漏れで売られた■■■■(****)買い下がり。危機存亡の折りだ。■■■■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)確り。■■■■(****)が出直りそうだ。(了凡)