悲観論が多く強い展開 消去法で日本という選択肢も (2015.02.26)
6日振りに一服。主力をはじめ小甘い引け。盛り上がりに欠けた。前日FRB議長の証言が早期利上げなしと受け取られ、中国の製造業PMI速報値(2月)も50.1と予想を上回ったが、金と原油先物の動きが悪く円高に振れた。
ウォール街ではゴールドマンさえ弱腰といわれ、外資が日本株を持て余すのもわかる。NYタイムズによると、リスクの高い取引を避け高給を大幅にカット。収入が伸び悩む中で利益をひねり出しているという。18日述べたように、日本のGDPは昨年530兆円で24日の時価総額547兆円と肩を並べる水準。日経平均1万8000円が均衡点といわれ、今後円安と原油安を加味して差し引きどの程度プラスになるか打診買い。いい悪いを別として■■■■(****)を紹介した。収益が予想以上に回復し、電気代が下がる上に補償原資も上積みできるためだ。しかし、バンカメが3月末の原油先物を31ドルに下方修正し、今後40ドル割れとなれば円高に跳ね返る。米国シェール5州のほかロシア、中国にも影響し混乱が予想される。リスクを取らずにプレーを続行するには日計り。短期売買に賭けるほかないという。一理あるが、実体経済や長期トレンドを無視してうまくいくと考えにくい。リーマンショックをトラウマに商いが萎縮した。当然のことで相場が長持ちする。日本の場合、日経平均が07年7月高値1万8261円を突破したのに対し、TOPIXは07年2月高値1816.97に及ばず25日1507.62どまり。TOPIXが東証一部の全銘柄を代表するもので本来の目安になる。27日発表される国内一連の経済関連統計に上振れが見込まれる一方、来週3_月6日の米雇用統計には下振れが伝えられ悩ましい。戦後70年、円も原油も約40年上げ続け、2013〜14年を境に40%以上円安、50%以上原油安となり軌道修正を迫られた。逆回転3年目に入り実体経済に浸透。とんでもない事態に追い込まれたが、
(中略)
そうだとすれば、年初_来の鯨幕相場も合点がいくし、消去法で日本という選択肢もある。欧米や中国に対し、デフレで20年先行した免疫力を発揮する場面。■■■■■(****)が引け後トップ交代を発表したが、ユニシスとリコーによるユニシステム出身の新社長(58)。流れが変わりそうだ。
25日の日経平均18円安。大引け1万8585円。東証一部の出来高22億1200万株、売買代金2兆4300億円。3月限が10円高で寄り引けも同値の1万8630円。10年債利回り0.335%(-0.035%)。今、来週末上下にブレそうだ。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)など底値圏ではまり心配ない。■■■■■■■(****)、■■■(****)ともに3〜5月待ち。■■■■■■■■(****) 、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■(****)に反応がうかがえ、■■■■(****)も反転が見込まれる。■■■■(****)はひところの■■■■(****)と似てきた。悲観論が多いため強い展開が予想される。(了凡)