安全資産が世界の流れ 19日からドル建て日経平均リード (2015.02.20)
見切り発車成功。19日も高い。前日のNYダウ反落、円高をこなし日経平均リード。第1次安倍内閣当時の高値1万8261円を3円上回った。13日述べたように、ドル建て日経平均で回転が利くと本物。円高でも次第に免疫ができて株高に跳ね返る。昨年暮れまで数字の上で日経平均がダウ平均を抜くと直後に反動がきた。しかし、19日からそうもいかないようだ。18日ロイターによると、
(中略)
ギリシャやウクライナ、春節明けの中国も予断を許さずめまぐるしい。ECBが1月量的緩和に踏み切り、FRBの利上げが6月から後退すると円安の余地なし。円高に振れる場面が多いとみられ、主力が動きにくい。以前述べた■■■(****)の8000円が節目になりそうだ。19日の値上がり率上位を見ても、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)がせいぜい。大半昨年10月から三角もち合いに入り、ボックス圏で生かさず殺さず。行き過ぎた弱気を逆手に取って上放れたが、直後にブレーキがかかりやりにくい。受け売りだが、欧州は今年スペイン、ポルトガルの総選挙をはじめ選挙尽め。混乱が予想される。中国が2月5日預金準備率を0.5%下げたのもよほどのこと。ブラジル、アルゼンチンは何をかいわんや。米国には経済に重大な影響をもたらす7年半サイクルがあり、2000年IT、07年のサブプライムバブル崩壊に次ぎ今年4、5月7年半を迎えるという。国内外、安全な資産が注目され、リスクオフの取引が世界の大きな流れといわれる。1月に10年債利回りがマイナスになったスイスをはじめ欧州、日本も軒並み0.30%前後。10年後の景気ドン底を物語るもの。しかし、忙中閑あり、苦中楽あり、死中活あり。老いて学べば死して朽ちず。昨年10月を底に4月天井が目安。今はどんな材料も前向きに受け入れることだ。
19日の日経平均65円高。大引け1万8264円。東証一部の出来高26億5300万株、売買代金2兆5600億円。3月限が50円高で寄り80円高の1万8260円引け。10年債利回り0.390%(-0.020%)。本物かどうか来週まで持ち越し。斟酌しながら進むところだ。三菱航空機のMRJが5月29日初飛行といわれ、成功すると受注拡大に弾みがつきそうだ。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)の仕上げに相当する。カジノ法案が今国会で成立すると、■■■■■■(****)が倍返し。2013年の戻り高値3015円を抜いてくる。■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■(****)、ノリタケ(5331)、■■■(****)然り。4月にかけて飛ばす見通し。■■■■(****)、■■■■(****)出番待ち。■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■(****)に■■■■■(****)も大きい。(了凡)