張った予防線持ち越し 中国の春節明け、議会証言待ち (2015.02.12)
前日の米主要3指数続落、小幅円高を受けて見送り気分が強い。原油先物が戻し小康を保った。13日オプションSQ(1月1万7341円)を控え気迷い。しかし、10日上放れの足取りと述べた。財務省が9日発表した昨年の経常黒字2兆6000億円。85年以降最小で4年連続減少したが、昨年後半から円安と原油安を主因にV字型回復。今年10兆円レベルの改善も考えられる。来週開け昨年10〜12月期GDP速報値、26日の貿易統計発表(1月)も上振れといわれ買い戻しが予想されるためだ。予防線を張った日経平均1万5658円(昨年10月バズーカII直前の安値)持ち越し。原油先物40ドルを仮説に検証する必要がある。当面、1月29日の43.58ドルを底に戻りを試す場面。先高と先安感が網引きのまま三角もち合い。ギリシャ・ウクライナ情勢の延長上にあり、中国の景気が悪化する一方だけに上放れても続かない。中国の場合、政府公表の2013年成長率7.7%に対し、関係部門が発表した同年電力消費量の伸び7.5%。ところが、14年の同消費量が3.8%に落ちた上、同年1〜11月鉄道貨物運送量も3.2%の伸びにとどまった模様。にもかかわらず7%台の成長が公式見通しになっている。9日ロイター_電によると、中国の輸入が1月前年同月比20%減と6年振り大幅に落ち込み、中でも自動車の9.5%ダウンが目立つという。不動産バブル崩壊が足にきた印象。相次ぐ利下げ、預金準備率引き下げなど追加緩和が見込まれ、逆に上海株高をもたらした。春節7連休(18〜24日)明けが注目される。24〜25日、FRBイエレン議長の議会証言が予定されている。今週決算発表が一巡し、来週買い戻しや出遅れの循環物色では物足りない。そこで、10日S高で引けた
(中略)
10日の日経平均59円安。東証一部の出来高20億株、売買代金2兆1600億円。3月限が60円安で寄り50円安の1万7640円引け。10年債利回り0.390%(+0.035%)。値上がり率上位を見ると、10日上方修正し1.5円増配を発表した■■■■(****)、13日近況を報告する予定の太陽化学(2902)、■■■■(****)、■■■■■■■(****) など関係分。■■■■(****)、ノリタケ(5331) 、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など底堅い。ボトム圏の■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など中期妙味。■■■■■■(****)よし。カジノ法案成立を見越し値動きが軽くなった。年度末、■■■■(****)と■■■■(****)の受注増が見込まれる。■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)が3Dプリンター第2幕待ち。大もち合いになってきた。(了凡)