証券ビュー

アンコール伊勢町

体力なくなると退場 延命の限り尽くす2015、16年 (2015.02.05)

打って変わり急反発。東証一部の売買代金が今年最高になった。1月29日43ドルを底に2月3日53ドルまで急騰したNY原油先物の買い戻しが主因。米国の主要3指数が連日大幅高となり、前日リスクオフの巻き戻しと鉢合わせ。日経平均が一時1万7700円を回復し売り買い交錯した。4日、■■■(****)の3Q発表を境に下振れと述べ裏目が出た。しかし、1月16日節分にかけて底入れ。むしろ、原油先物の暴騰が突破口と見切り発車。彼岸にかけて流れが変わり始めた。鯨幕相場に違いないが、三角もち合い放れ途上。スイスフラン・ショック、10年債入札不調、豪州中銀利下げ・豪ドル安を通じて上放れも下放れも出来ずじまい。4日述べたように、9日以降発表される日本の貿易収支やGDPが大幅に改善すると円安株高に軌道修正待ったなし。1月15日のスイスフランを円にたとえると、僅か1日で1ドル117円が82円になる計算。日経平均なら5100円安に相当し耐えられない。このため、欧米や日本の当局もピリピリしている。政策に自信を失ったとみられ、

(中略)

■■■(****)が上方修正した通期連結2兆7000億円の営業利益も1ドル109円が前提。万一82円なら大半吹っ飛ぶ。所轄自治体や国も資金が回らなくなるわけだ。考えられるのが、原油20ドル説を流し鯨幕で目一杯引き回して上放れ。売り方が踏んだあげくに買い方が投げるパターン。2015~16年にかけて日経平均2万円、ないし2万4000円のブル相場。行き過ぎた悲観人気の裏をかくもので、延命に次ぐ延命の限界。嶋中雄二の「第2岩戸景気」にあやかり、2015、16年度年率2.2%(13年度)を上回る高い成長を見込んだ。追って原油先物40ドル割れが手掛かり。10年スパンで20ドルが目安。これまで20年以上、悲観に明け暮れただけに楽観している。悲観から何も生まれない。

4日の日経平均342円高。大引け1万7678円。東証一部の出来高27億2700万株、売買代金2兆8000億円。3月限が230円高で寄り330円高の1万7660円引け。10年債利回り0.380%(+0.025%)。週末、来週明け高値波乱が予想される。値上り率上位を見ると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)が関係分。■■■■■■■(****)、■■■■(****)確り。■■■■(****)に見どころがある。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)仕込み完了。■■■■(****)ノリタケ(5331)■■■(****)出番待ち。■■■■(****)、■■■■(****)4Qの受注が興味深い。■■■■■■■(****)■■■(****)は指折りの資産株。2、3月が岐路とみられる。(了凡)