リターン始まる印象 原油安に円高見越して下振れ (2015.02.04)
買い先行から続落。財務省が12時45分に発表した10年債入札不調をきっかけに一段安。日経平均が25日移動平均線1万7377円を下回った。4日、■■■(****)の3Q発表を境に下振れが予想される。2日米ISM製造業・4日同非製造業景況指数、6日米雇用統計発表に通じるもので、原油をはじめ鉄、非鉄、食料など一連の国際商品値下がりの影響を先取り。リスク回避の動きが広がりそうだ。アラブの山賊といわれる「イスラム国」も収入激減、脱走続出という。1月15日スイスフラン・ショックの余波が10年債入札不調、豪州中銀の利下げ・豪州ドル安をもたらした。これでFRBの6月利上げ説が遠のいた。買い戻しで急騰した原油先物に強弱感の対立が見られるものの、需要期が3月~4月一巡し夏場に向かうため再び反落。リーマンショック直後の40ドル割れなしに収まらないと述べた。OPEC事務局によると、
(中略)
先高期待の反動といえばそれまでだが、今後円高で売られ相場がもつかどうか。2、3月持ちこたえると本来然るべき円高株高。外資のほかマイナス金利でも預貯金にこだわっていた国内勢も気がつくはずだ。バブル崩壊後、日銀の引き締めで味をしめた郵貯や銀行預金が復活の原資。証券はヒト、モノ、カネ洗いざらい失いながら25年風雪に耐えた。そのリターンが2、3月始まろうとしている。欧米や中国、ロシアなど対極のポジション。仮説だが、原油先物40ドル割れ、円の巻き戻し110円割れも覚悟した。円高になって株が下がらなくなれば流れが一変する見込み。早ければ、年度末日経平均2万円。遅くても来年2万4000円レベル。3日上方修正し4円配当(期末2円)を決めた■■■(****)よし。日経平均採用銘柄でもあり期待をもてる。■■■■(****)も3Q発表。期末5円配当を据え置く予定。■■■■(****)は採算の改善が目立つ。通期計画通りで期末7円配当。年度末の受注増が見ものだ。■■■■(****)は物足りない。しかし、■■■(****)の3Dプリンターを請け負うため化ける公算が大きい。
3日の日経平均222円安。大引け1万7335円。東証一部の出来高27億5800万株、売買代金2兆6900億円と比較的高水準。3月限が120円高で寄り200円安の1万7330円引け。10年債利回り0.355%(+0.070%)。さあこいという印象である。■■■■■■■(****)、底値買いの■■■■(****)が反発。カジノ法案通常国会提出を手掛かりに■■■■■■■(****)も確り。新たに■■■(****)がボトム圏に入った。■■■■(****)、■■■(****)に次ぐもの。底値100日天井3日という。■■■(****)は三角もち合い後半。夜放れとみられる。世耕官房副長官Dによると、外務省は昨年9~10月電話で二度、面会で一度後藤健二さんのシリア渡航要請を止めた。しかし、10月末シリアに入国し行方不明になったという。(了凡)