ゴールデンサイクル 日本の貿易収支好転急ピッチ (2015.02.03)
週明け主力中心に安い。売り買い交錯し後場下げ渋った。前週末の米国主要3指数急落、買い戻しで急騰した原油先物、円高が主因。人質事件の後遺症も尾を引き、2日新甫の2月、乱高下に拍車がかかりそうだ。発会から3日と1月を通じて得た印象が鯨幕(くじらまく)相場といわれ、年がら年中アップダウン。越年しても皆目見通しがつかないため、経済関連統計や地政学的な材料に振り回される見通し。1月30日発表された米国の昨年10~12月期GDPが予想を下回り、2日米ISM製造業・4日同非製造業景況指数、さらに6日米雇用統計発表も気が気でない様子。一方、日本は9日貿易収支(昨年12月)、16日10~12月期GDP速報値、26日貿易統計(1月)など反転の手掛かり。民間10社の10~12月期GDP平均が4%増といわれ、今後円安一服、原油安との兼ね合いも注目される。原油の場合、
(中略)
日本は原油備蓄70日を境に貿易収支の好転急ピッチ。2月以降単月黒字が見込まれる上、電力料金値下げも具体化。逆オイルショックをきっかけに製造業、非製造業揃って予想以上の収益改善を期待できる。早ければ年度末に日経平均2万円、遅くても来年2万4000円レベルのスケール。2013年5月23日、東証一部の出来高76億5500万株、売買代金5兆8300億円を抜いてくる。仮説にしても、
(後略)
日銀の異次元緩和が1年半程度浸透して動き出すという。よって、2015、16年に賭けた。下2ケタの15年、19、20世紀主導権を握って英米が世界をリードしたように、21世紀「消去法で日本」と述べたのが本音。国が年金基金を使って主力株を買い増す時代。過渡期を物語る風物誌だ。■■■■(****)、ノリタケ(5331)、■■■(****)など成功するとわかる。
2日の日経平均116円安。大引け1万7558円。東証一部の出来高22億9600万株、売買代金2兆2900億円。3月限が140円安で寄り引けも同じ1万7530円。10年債利回り0.280%変わらず。転機を迎え円と原油の動きが気になる。■■■(****)は別格。三角もち合い後半に入った。1月30日3Qを発表したが、四半期決算が評価されたのも珍しい。IR待ち。夜放れが見込まれる。関係分で■■■■(****)と■■■■■■(****)が健闘している。3日■■■(****)、6日■■■■■(****)と■■■(****)の決算発表に注目。■■(****)は5日発表。06年の上場来高値1128円を抜きじわじわ大相場。炭素繊維は乾くのに時間がかかる。(了凡)