来年さらに追加緩和 世界中デフレ事実上戦争状態 (2014.12.22)
前週末高い。世界の指数も全面高。仰天した。米国の主要3指数が17、18日FOMCの声明文をいいとこ取り。オラクルやアップルの好決算など尾鰭もついて急騰。総選挙明け、材料出尽くしで売られた日経平均が週足陽線になった。日銀の政策決定会合や同総裁会見で現行継続が伝えられたほか、逆石油ショックに対して理想買いが先行し主力中心に堅調。シート事業統合が決まった■■■■■■(****)、■■■■(****)、シロキ工業(7243)も好感された。18日、米取引所の出来高合計が87億株を数え12月の平均75億株を上回る活況振り。待機マネーが動き出した模様で非常に強いという。値上がり率上位を見ると、■■■(****)、三谷産業(8285)、■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。何より、■■■(****)が6位に登場した。19日午後開催された
(中略)
一方、サウジが仕掛けたという逆石油ショック。円安と並び40年の反動だけに予想以上。需要減少が主因である。しかも、サウジが米国のシェールオイルを市場から追い出し、シリアのアサド政権を支えるロシアとイランを原油安で叩くという二面作戦。米国、ロシア、イランもバレル100ドル前後が政府予算の前提。サウジの原価は25ドルに過ぎず、外貨準備も7500ドルにのぼるため持久戦。ロシアの大統領が調整2年と釈明したのが印象的。サウジ優勢に違いないが、逆襲も予想されるだけに、今後2年原油安を巡り事実上の戦争状態が続きそうだ。世界中デフレになり、円安相殺を加味しても、来年さらに追加緩和が予想される。日本の場合、年間27兆円の鉱物性燃料を輸入しており、11月バレル87ドル平均で貿易赤字が31.5%減少。8900億円になった。60ドル割れで計算すると、来年春に5000億円レベル。ファンダメンタルズが一段と改善する見込みだ。
19日の日経平均411円高。大引け1万7621円。東証一部の出来高27億株、売買代金2兆8800億円。3月限が320円高で寄り440円高の1万7670円引け。10年債利回り0.350%(+0.005%)。乱高下に拍車がかかりそうだ。■■■■■(****)と■■■■■■(****)が3000円レベルに達し、■■■■(****)の追い上げが楽しみだ。底値圏の■■■■■(****)と■■■(****)。■■■■■■■■■(****)と3Dプリンターで共通しており来年2月にかけて出直り。水素関連で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)が来年から動き出す。3、4Q受注増が見込まれる■■■■(****)、■■■■(****)持続。お年玉の■■■(****)はあく抜け。下方修正し買い下がり。円安に原油安も反転の手掛かりだ。22日取材の為、24日付をお休みさせていただきます。(了凡)