証券ビュー

アンコール伊勢町

上げっ放し下げっ放し 1万8000円からバブル入り (2014.12.08)

前週末も高い。日経平均6日連騰。1万8000円目前になった。1ドル120円台の円安に呼応するもので、10月31日の黒田日銀「バズーカ2」から上げっ放し。11月27日のOPEC総会で減産合意が見送られ、翌日から原油をはじめ国際商品下げっ放し。1971年ニクソンショックに伴う円高、1973、79年オイルショックによる原油高騰を加味すると過去40年の反動ありあり。円ドル、原油ともに40年スパンの大きな調整とみられる。道理で世界の指数も台湾と豪州を除き高い。中国の場合、3日売買代金が上海と深圳計9150億元(約23兆円)にのぼり過去最高。金融緩和と不動産下落のはけ口になった。上海の売買代金が2009年最高時の倍、今年3割以上値上がりした模様で説明がつかないという。4日述べたように、今後原油や電力、食料など必需品の値下がりが1%ならぬ99%の中間・貧困層にも光明をもたらし助け舟。逆ニクソンショックと逆オイルショックが手をつなぎやってきた。このため、株高の限界まで通貨とつき合い、2013〜14年ヘアピンカーブを曲がるところ。15年

(中略)

今回3度目だけに、着地が決まらないと示しがつかない。2015年から17年の消費税10%にかけて日経平均2万円大台回復、半値戻し2万3000円、PBR世界平均2倍で2万4600円も目安。当面のクライマックスと考えられる。政府と財務省が生かす殺さずカンフルと増税なら、安倍首相(60)はこの道しかないとばかり、日銀やGPIFの背中を押してデフレ脱却の一点張り。週明け7〜9月期GDP上方修正、来週明け

(後略)

5日の日経平均33円高。大引け1万7920円。東証一部の出来高20億7000万株、売買代金2兆3000億円。12月限が70円安で寄り60円高の1万7940円。10年債利回り0.420%(-0.010%)。1万8000円からバブル入り。消費税10%を盛り込んだ2017年4月にかけて東京五輪、リニアなどあらゆる可能性を織り込むとみられる。■■■(****)は再び三角もち合い。19日の事業説明会が注目される。値上がり率上位で■■■■(****)が関係分で目立った程度。■■■■(****)■■■(****)■■■■(****)■■■■(****)が確り。■■■(****)の160円台に見どころ。予想以上の円安で日本製品や国内の観光も人気に拍車がかかっている。復配ならお年玉つきだが、来期確実とみられ、1月高値225円を抜いてくる。■■■■■■■(****)、 ■■■■(****)に■■(****)も面白い。9日、22日取材のため、翌日休載の予定です(了凡)