証券ビュー

アンコール伊勢町

節分にかけて午尻下がり 米国もシェール革命でデフレに (2014.12.05)

 押し目なし。引けも確り。日経平均5連騰。米株高、円安、原油安のほか、序盤から与党が予想以上。どうにも止まらない。マレーシアを除き世界の指数も高い。日経平均一時192円高。勝ち過ぎを警戒する声もある。

来週明け7〜9月期GDP上方修正、総選挙明けも自民圧勝が見込まれ、もうはまだなり。切りがない。4日、騰落レシオ25日平均141%台。並みの相場なら120%以上過熱というが、定着すると1ヵ月以上。伸び切って陰線を引くまでのおつき合い。来年節分にかけて午(うま)尻下がりとみられる。前日述べたように、日経平均をドル建てに換算すると、年初145ドルが4日も149ドルに過ぎず僅か4ドルの値上がり。どうやら、米国にしてやられた印象。米国はシェールオイル革命で生き返った。しかし、同革命によって 
(中略)  
ものによると暴落する見通し。つまり、米国も同革命がもとでデフレになる。同革命が進み、FRBの緩和縮小で商品先物が下がるとみられ2015、16年要注意。ヘッジファンドが持ちこたえられず売ってくる。アベノミクスに表と裏があるように、一人勝ちといわれる米国にも泣きどころ。1%対99%の格差拡大が逆回転し、ガソリンや電気、食料品も格安になるわけだ。一次産品の多い新興国に泣きが入る一方、
(後略)
金や銀を持っているだけでは適応できない。困った時、打ち明ける仲間が何人いるかで決まる。
 4日の日経平均166円高。大引け1万7887円。東証一部の出来高22億3800万株、売買代金2兆3900億円。12月限が140円高で寄り130円高の1万7880円引け。10年債利回り0.435%(+0.005%)。未練たっぷりな場味だ。人気の中心が輸出関連の主力だけに指数採用銘柄の上げが目立つ。値上がり率上位を見ると、■■■■(****)と■■■■(****)が関係分。■■■(****)は続落。出来高1933万株にとどまった。4日先端医療会議、5日大阪でがん免疫療法のイベント、19日都内で事業説明会の見込み。和歌山大の経過もよく楽しみだ。■■■■■■■(****)は3、4Q動く。■■■(****)が出来高を伴って321円引け。繊維技術を応用した再生血管を実用化。化ける公算が出てきた。■■■■(****)、■■■■■■■(****)、 ■■■■(****)が水素発電の軸足。来年2月にかけて仕込み場。■■■■■■■■(****)、■■■(****)も買い下がりだ。(了凡)