87年に似てきた相場 体験をもとにアベノミクス第2幕 (2014.12.03)
反落で始まり持ち直した。後場、日経平均一段高。中小型のほか主力も確り。売り越していた個人が年末に向けてNISA活用に動き出した。2日述べたように、
来週明け7〜9月期GDPの上方修正が見込まれ、自民党にとって願ってもない支援材料。OPEC総会後の原油安も新たな減税といわれ、つきまくっている安倍首相(60)が印象的。14日の投開票で自民党が
(中略)
明らかにデフレであり、ガソリンのほか電気代や食料品も下がる。自動車や家電、衣料などいうまでもない。大筋デフレがほぼ確実になった。11月30日、スイスが中央銀行に対し資産の20%以上金準備に改める国民投票を実施し否決された経緯も面白い。中長期デフレでも短期ではインフレ。欧米のほか日本、中国も大規模な量的緩和に舵を切った。米国が成功し後に続けというわけだ。事実上、緊縮財政を棚上げ。前日、消費税10%が2017年4月に延期されるのも国際金融資本と日本の奥の院が妥協した旨を述べた。平たくいうと、今の日本は1985年のプラザ合意から公定歩合を4度下げて2年経過。ブラックマンデー後に似てきたという。今から27年前のことだ。確かに当時と今の日本人もさぼど変わらない。成功した挙げ句、失敗した体験をもとにアベノミクス第2幕。日経平均を見ると、87年15%、88年39%、89年も29%上がった。今年を87年に当てはめると1万8294円になる。■■■(****)が3日振り急反発。S高で引けた。
(後略)
黙って見ているだけで勉強になる。
2日の日経平均73円高。大引け1万7663円。東証一部の出来高20億1300万株、売買代金2兆1700億円。2月限が110円安で寄り120円高の1万7690円引け。10年債利回り0.415%(-0.005%)。警戒人気が強いだけに大丈夫。適応するほかない。関係分で■■■■(****)をはじめ■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)まで値上がり率上位に顔を出した。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など中低位よし。■■■■■■■(****)は来年、再来年本格化。上昇運に包まれる。アベノミクス後半、不測の事態に追加緩和。政策に売りなしの状態になった。見方にもよるが、27年前の再現。成熟したバブルを見たいものだ。(了凡)