証券ビュー

アンコール伊勢町

小動きのまま高値整理 手掛かり難でも先高期待強い (2014.11.27)

外資系180万株売り越しで始まり一進一退。個別物色に明け暮れた。手掛かり難にかかわらず先高期待が強いためで、東証一部の騰落レシオ134.5%、25日移動平均との乖離5%超も過熱の指標。徐行運転が続いている。欧州や中国の利下げを当てにできないが、10月前半の下げで原油安と欧州・日本の景気減速を織り込みガス抜きが効いた。26日述べた外貨の運転買いも12月14日投開票にかけて相当なファクター。負けを覚悟の自民党が勝つと、日経平均1万8000円突破。2万円をうかがう場面も考えられる。そのせいか、小動きのまま高値整理。選挙戦が進むにつれて個別物色に拍車がかかりそうだ。麻生財務相(74)が、25日「向かい風でも追い風でもなく投票率が下がると地元の後援会活動を続けてきた人が上がってくる」と語り印象的。前日、某世論調査で「微妙な結果が出る」とお伝えしたばかり。東大卒が幅を利かす財務省、長州閥の頂点に立つ首相より、20年デフレをしのぎ民度世界一といわれる有権者の判断が興味深い。受け売りだが今の財務省。首相や官房長官にも信用を失ったという。4月から消費税8%をためらっていた官邸を「増税しても大丈夫」と説得して強行した経緯による。その後、官邸が怒り心頭。財務省は増税のため官邸を欺いたと受け取られた。恨みを買った模様。9月末の公的債務残高1038兆円。6月末より5000億円減。財務省は日本の債務が悪化の一途というが、2012年31兆円、13年も33兆円程度の増加で小康状態。そもそも、国の借金は国民の財産に相当し、GDP対比で円や国債暴落説を流すのに無理がある。解散を断行した首相も、増税延期に反対する党内候補を公認しない方針。05年の郵政解散に似ているが、今回の厳しい選挙で首相が勝つと出来上がり。25日述べたように、来年前半絶好調。図に乗ると後半落ち込む。■■■(****)にもいえる。後場切り返し648円の引け。

(中略)

来年上昇運で強気だ。

26日の日経平均24円安。大引け1万7383円。東証一部の出来高22億1100万株、売買代金2兆2900億円。12月限が90円安で寄り50円安の1万7380円引け。10年債利回り0.435%(-0.010%)。エアーポケットに入った。値上がり率上位を見ると、■■■■(****)をはじめ■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など関係分。■■■(****)、■■■■(****)も確りだ。米国ミズーリ州の黒人射殺事件不起訴に伴う暴動、香港デモのバリケード撤去など気になる動き。米国と中国の近未来と考えられる。日本も問題を抱えているが、10年後に水素王国といわれ希望もある。脱原発の受け皿となり、■■■■■■■(****)がリードする見通しだ。(了凡)