証券ビュー

アンコール伊勢町

年度末2万円の見通し 日銀批判のメディア狼少年 (2014.11.10)

前週末確り。米株高と1ドル115円台の円安が手掛かり。日経平均やTOPIXなど上げた水準が地相場になった。米雇用統計発表(10月)を踏まえたもので、■■■■(****)と■■■■■(****)に続き

■■■■(****)と■■■■■(****)の統合進展を好感。川内原発再稼働に地元が同意した■■■■(****)も買われた。10月31日に日銀とGPIFの合わせ技で上放れ。日経平均の25日移動平均(1万5602円)との乖離率8.19%。過熱圏とみられ日柄整理。外資と日銀、GPIFによる円安株高第2幕といわれる。日銀は必要なら躊躇なくQE3とアナウンスしており、米国追随の官製相場ともいわれる。現在、年内1万8000円。年度末2万円の見通し。米経済界が中間選挙で上下院とも共和党が過半数を占めた結果を評価し、FRBのQE3終了後円ドル120円以上に振れても容認。むしろ、日本のデフレ脱却を支援する雰囲気になった。メディアの多くが日銀の追加緩和を批判しているが、これまでハイパーインフレ、国債や円暴落、副作用云々など狼少年のまま。20年デフレで体温が下がり、行き過ぎた悲観論に安住している。コアCPIが1.25%前後になった以上、目標の2%に届かなくてもデフレ脱却に違いない。10月31日のQE2で決定的になった。従って、
(中略)
とお伝えした。これがサプライズとすれば再び棒上げ。売り方は即死に近いショックを受ける。20年デフレの病み上がり相場。日本が先行している。リーマンショック後、欧米はECBとFRBが5年以上桁外れの量的緩和に追われ、今後買い込んだ玉を民間が肩代わりするのに20年以上とみられるためだ。この間、日本が少子高齢化、成熟社会、社会資本のインフラ更新など世界の先端をいくもの。その点、
(後略)
■■■■■■■(****)や■■■■■(****)が前例。■■■(****)のダントツ経営に次ぐ■■■(****)の戦略などヒントになる。
 7日の日経平均87円高。大引け1万6880円。東証一部の出来高24億8800万株、売買代金2兆4700億円。12月限が140円高で寄り120円高の1万6940円。10年債利回り0.480%(+0.015%)。小さな三角もち合いに入った。せいぜい■■■■■(****)の反発が目立つ程度。7日発表した2Q連結累計によると、主力のプロダクツ事業が3Dプリンターをはじめ新商材の寄与で27.5%増収、5.6%営業増益。これからだ。■■■(****)は大口の仕込みが続いている模様。■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)も生きている。(了凡)