証券ビュー

アンコール伊勢町

魅力的なデフレの出口 PBR世界平均で2万4600円 (2014.11.06)

 前場売り買い交錯。後場主力中心に切り返した。前週末、3連休明けの余韻を持ち越した上、米中間選で共和党が上下院とも過半数を占め、次第にドル高に振れたのが主因。日本と同様ねじれ解消を好感したとみられる。

日経平均5連騰に対し世界の指数至ってクール。小動きにとどまった。QE3で幕を引いたFRBにひきかえ、QE2を断行しQE3も辞さない日銀の金融政策が話題の的。欧州が下振れし中韓やロシアも立ち往生。日米を除き世界レベルで手詰まりに陥った。例えば中国。恥も外聞もなく小笠原・伊豆諸島に200隻以上の漁船。台風と隣合わせで赤サンゴ密猟に明け暮れているという。東シナ海、南シナ海に次ぎ切羽詰まった現状がわかる。日本の場合、20年以上続いたデフレの出口。4月の消費税引き上げで再び需給ギャップ10数兆円という。しかし、前回述べた故三重野・前白川日銀総裁当時のデフレ政策がひっくり返ったばかりだ。リーマンショックを吸収し行き過ぎた円高株安の修正場面。輸出産業が海外でつくり海外で売る仕組みを構築。70円台の円高をしのぎ前期最高益を計上したように、輸入産業も円安を受け入れ通貨変動に左右されない仕組みが求められる。2012年11月から逆回転となり適応を迫られた。輸出は3〜6ヵ月の短期予約が中心だが、輸出は3〜5年の長期予約が多く、来年の今頃80円から110円台に跳ね上がる。ヘアピンカーブ、極限値の世界だ。戦後70年、成功した企業ほど逆回転に弱い。このため、今後日経平均1万8200円、2万2900円と述べた矢先、おいそれとリード銘柄が出てこないわけだ。受け売りだが、日銀の金融政策でデフレが終われば構造改革と同じ。世の中にカネが回れば何も彼も動き出す。東京五輪とリニア開業を視野に
(中略)
現在1.37(225採用銘柄)のPBRが世界平均2倍になると、日経平均2万4600円の水準。東証2部は0.94にとどまり人気化の公算が大きい。
 5日の日経平均74円高。大引け1万6937円。東証一部の出来高34億5700万株、売買代金3兆5400億円。12月限が90円高で寄り280円高の1万6990円引け。10年債利回り0.465%(+0.025%)。魅力的な足取りだ。■■■■■■■(****)が523円引け。切り返している。■■■(****)も264円引け。PTS(夜間取引)で前日320円をつけ、5日226円まで振り思惑がうかがえる。290円カイから見ものだ。■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)出番待ち。■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)持続。■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)強気。忘れ物を取りにくる相場が予想される。(了凡)