29日半値戻しやれやれ 30日以降ナベに入れると余裕 (2014.10.30)
前日の米株高、寄り前発表された9月の鉱工業生産指数改善を受けて急反発。東証33業種全セクターそろって高い。先物主導で買い戻しが広がった。佳境に入った米企業の決算発表が予想以上。日本時間30日午前3時FOMCの声明で量的緩和が終了する一方、フォワードガンダンス(指針)の超低金利政策長期化を見越したもの。短期資金が指数を持ち上げたという。世界の指数も豪州を除き全面高。見切り発車とも受け取れる。事実、消費再増税実施と延期が対立したまま。半年後実施で筆を進めているが、万一先送りしても次世代の税負担が増えるだけ。破綻目前の政府が財政赤字を拡大すると第2、第3の矢の足かせになる。このため、11月17日7~9月期GDP速報値発表によらず、10月第5週のデータがわかる11月11日に市場が先取り。その後、すったもんだの挙げ句、首相が12月上旬最終判断の見込み。日経平均が29日半値戻し(1万5451円)を達成しやれやれ。好決算の■■■■(****)、自社株買いを発表した■■■■(****)に対し■■(****)、■■(****)の戻りが鈍い。月末、来月にかけてヘッジファンドのポジション調整が予想される。日本企業の決算発表も予想以上だが、後半慎重なところが多く発表売りが優勢。それに、エボラ出血熱の感染拡大が日本の及ぶのも時間の問題。30日以降、幾らかナベに入れると余裕ができる。29日から日々公表銘柄になった■■■(****)が290円高値引け。
(中略)。
■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)も生きている。■■■(****)が半値戻し167円を突破。31日の決算発表で利食い千人力。■■■■(****)の半値戻し401円。11月7日の決算発表にかけて戻り売り。金や原油先物のほか
(後略)
シェール革命の米国も悩ましい。
29日の日経平均224円高。大引け1万5553円。東証一部の出来高21億8700万株、売買代金2兆1000億円。12月限が90円高で寄り240円高の1万5570円引け。10年債利回り0.465%(+0.010%)。前日述べた■■■■(****)、■■■■(****)のほか■■■■(****)、■■■(****)など水道関連中期大化け。鳴りを潜めた3D関連も■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■(****)など中期ボトム圏。水道と同様に果報は寝て待て。3年前180円で紹介した■■■■(****)が一例。今、びくともしない。(了凡)