比較的冷静な国内勢 9月19日から11月一杯徐行運転 (2014.10.17)
連日大荒れ。大幅安になった。米国と日本が突出している。モルガンを口火にヘッジファンドのポジション調整が主因。15日自律反発した矢先、16日底が抜けた印象。国内勢は比較的冷静だ。緩和マネーの慢心が引火したといわれ、9月19日NYダウがFOMCの声明を好感し最高値を更新し、全ての営業日100ドル以上乱高下して起きた。ヒンデンブルグ・オーメンの構成要件。「IMFショック」は飾りに過ぎない。シリアやウクライナの地政学リスク、イスラム国台頭、香港デモなど理由にならず、先進国の中央銀行がゼロ金利政策で一致。5年有余長期金利の抑制・安定に成功した反動。勝ち続けると連敗もしばしばだ。地政学リスクに拘らず原油が下落し、西側の経済制裁を受けながらロシアが欧州に天然ガスを供給しているのも事実。政策や学説、体験さえ通用しないヘアピンカーブ。徐行運転で進むほかない。その点、
(中略)
個別に■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)がS高。関係分で■■■■■■■■■■(****)も健闘。
こんな地合いでも戦えることがわかった。受け売りだが、テクニカルに見ると週足一目均衡表の基準線が105円40~45銭にあり、この水準で底固めすると反転が見込まれるという。しかし、NYダウと日経平均が15~16日傷物になり戻り売り。値幅整理が一巡しても日柄整理やむなし。決算発表をきっかけに個別物色が活発になりそうだ。■■■■■■■■■ (****)が850円どころから反転したように逆張り。■■■■■■■(****)にも当て嵌まる。昨年5月3015円を戻り高値に1500円前後買い下がり。カジノ運営のエース。五輪前にこだわったが五輪後でもモノになる。
(後略)
何より、国内勢がクール。これなら外資と渡り合える。
16日の日経平均335円安。大引け1万4738円。東証一部の出来高30億3700万株、売買代金2兆7600億円。12月限が360円安で寄り350円安の1万4720円引け。10年債利回り0.485%変わらず。あく抜けしない。全上場3434のうち値上がり302(8.8%)に過ぎない。玉石混淆だが、■■■■■■■(****)も大化けの口。海外売上高85%。中国とアジアに特化し前期から様変わりになった。■■■■(****)と■■■■(****)の10年足は申し分ない。■■■(****)、■■■■■■■■(****)然り。■■■(****)は2番底。5月安値だけに11月高い。めいめい一番得意な分野で勝負する時代になった。9月19日をピークに調整10週。11月一杯徐行運転とみられる。(了凡)