証券ビュー

アンコール伊勢町

100年の曲がり角 NYダウに追随する日経平均 (2014.09.26)

25日の権利つき最終活況。主力に値嵩も揃い踏み。日経平均が19日の戻り高値を更新した。前日NYダウ154ドル高、109円台の円安を好感し、大引け配当分の再投資約1400億円おまけつき。26日の落ち分92円を先取りしている。リーマン前、2007年11月以来の水準。10、11月もジンクス破りの展開が予想される。欧米、中韓、ロシアなど危機を先送り。次第に選択余地が小さくなっているためだ。19世紀英国、20世紀米国を前例に100年の曲がり角。日本も戦後69年数えこれまでの制度がもたなくなった。スコットランド独立否決を通じてカタルーニャ、ベルギー、ケベック、中東、内モンゴル、チベット、さらに朝鮮半島統一など世界がばらけてきた印象。英国、米国も成功体験が通じないため消耗戦に明け暮れている。14、15年ヘアピンカーブ、極限値と述べた通り。日経平均がNYダウに追随し18、19日からアベノミクス第2幕。1万8670円を仮説に上放れた。ヘッジファンド主導のインデックス相場。個人は大半評論家気取りで高みの見物。予想以上に慎重で好感を持てる。相場が凄味を増すのは、

(中略)

中国バブル崩壊か金先物に投げが出てから。それまでファンド中心の小相場が前座に相当する。10月に見直されるGPIFが典型。世界最大のファンドといわれながら守り一辺倒。人後に落ちない臆病さで定評がある。いい悪いを別として、出口なしといわれる欧米や日本の超緩和が上昇エネルギー。9月4日述べたように、行き過ぎて暴落するまで続く。五輪をぶら下げ日本がアンカーだけにつき合うほかない。不条理な場面もしばしばだが適応優先。カーブを曲がり切るか、山を登り詰めるまでしないと安定しない。日本の場合、20年以上相場がなかっただけに若返った。12年11月に反転して2年足らず。弱気も何もあったものでない。何が起きても強気。五輪後も安いと限らない。それが、■■(****)と■■■■(****)のほか■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)にもうかがえる。■■(****)、■■■■■■■(****)もいいが■■■(****)の追い上げも魅力。大幅な水準訂正が見込まれる。今回の超緩和は前FRB議長がもたらし、1930年代の大恐慌研究に基づくもの。金融当局の過信が資産インフレを生んだといわれ、2%インフレ目標が実体経済と乖離して整合性を失った。受け売りだが、時代錯誤の目標を掲げる異次元緩和は、実体経済に必要以上の資金を注ぐ余り、行き場を失ったお金がバブルをつくり出す。平たくいうと、安倍首相(60)はバブルをつくるため旧勢力から送り込まれた。

25日の日経平均206円高。1万6374円高値引け。東証一部の出来高23億7900万株、売買代金2兆3300億円。12月限が10円高で寄り100円高の1万6340円。10年債利回り0.520%(-0.005%)。■■■(****)が陰の極。陽転のきっかけをつかんだ。9月24日付で森正治社長(60)就任。パイプライン順調といわれ出番待ち。■■■■■■■(****)も8月に陰が極まり反転している。■■■■■(****)上振れ。■■■(****)、■■■■■■(****)じり高。■■■■■(****)も3Dの進展が見込まれもち合い放れ。■■■■■(****)は航空機関連で化ける。10、11月クライマックスの助走に入った。(了凡)