局面打開の糸口探る 各論で9月安のジンクスに対抗 (2014.09.02)
週明け確り。欧米や中国の株高、円安を手掛かりに日経平均3日振り反発。総論棚上げ、各論に明け暮れた。東証二部が堅調な上、JQ指数が8年2ヵ月振り高値をつけ水準訂正。東証再開65年、9月安のジンクスに対抗している。1日、中国のPMI(8月)が前月から0.6%落ち込み51.1になったというが消化難。2日法人企業統計、3~4日に日銀政策決定会合・内閣改造、5日米国の雇用統計発表と目まぐるしい。楽観できないが、悲観することもない。3連休明けNYダウが物語る通り。一部で米国の業績相場入りが伝えられる一方、日本は消費税の顚末が足かせ。来年10月10%に引き上げるかどうか注目される場面。業績相場どころでない。89年創設当時に物品税の廃止があり、97年増税に先行し所得減税があったのに対し今回ない。8月26日の月例経済報告によると7月も悪い。現在延長上と考えられ、総務省のいう天候不順が理由でないことは明らか。97年7月~9月見られたリバウンドさえないためだ。在庫調整を迫られ鉱工業生産が落ち込めば景気後退。株高の前提が失われる。ところが、来年10月10%移行が3党合意によるものでひっくり返すのも厄介。そこで新たな景気梃入れも考えられるわけだ。1日述べた■■■■(****)や■■■■■■■(****)のほか内需関連が先取り。関係分でも、■■■■■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など値上がり率上位に顔を出した。再び金融相場に戻るような印象だが、GPIF見直しに伴う年金買いと日銀のETF買いも予想以上。国内の矛盾をそらすため、インド首相来日や北朝鮮、解散・総選挙、プーチン来日など局面打開の糸口を探っている。そこで、1日伝えられたのが
(中略)
となれば、■■■■■■■■(****)が暴騰する。
1日の日経平均52円高。大引け1万5476円。東証一部の出来高18億1100万株、売買代金1兆3300億円と低水準。9月限が50円高で寄り60円高の1万5480円引け。10年債利回り0.495%(+0.005%)。手詰まりに変わりない。■■■(****)が出番待ち。プーチン来日を見越し170円台に駒を進めた。■■■■(****)も狙い目。■■■■(****)の蛇口をひねり出した向きがある。■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****) (****)、■■■(****)揃って押し目買い。■■■■(****)、■■■■■■(****)明らかに出遅れ。9月に集中するところだ。(了凡)