証券ビュー

アンコール伊勢町

GDP発表織り込み中 14日以降8日の下げ取り戻す (2014.08.11)

前週末大幅反落。全面安になった。ウクライナ問題を巡る経済制裁の応酬、ECB総裁の欧州景気下振れ発言、米大統領のイラク限定空爆承認など先物売りに拍車。持ち高調整からヘッジ売り、

円高に跳ね返っている。依然脚色がかったもので、「限定空爆」にありあり。8月Wトップ、旧盆明け利食い千人力が10日繰り上がった。事実上、13日のGDP発表を織り込み中で
(中略)
日経平均を見ると、7月31日から5日連続安。6日振りに反発し前週末暴落。13日が調整10日目に相当し、ミクロで日柄・値幅ともに急反発を期待できる。4月に■■■■(****)の600円割れが底と述べた。実際には、
(後略)
ルーズベルト・ゲームそのものだ。受け売りだが、バブル発生を抑えようとするFRB、バブル発生を承知で株価を上げようとする日銀が対極。7月31日NYダウ317ドル安に対し、日経平均97円安で明らか。ベクトルの向き、大きさも日本の方がずっとポジティブ。アルゼンチンのデフォルトを調べていてそう思った。訴えていたNMLキャピタルがアルゼンチン国債に投資したのは01年デフォルトのあと。二束三文の同国債を4870万ドルで買い、米国最高裁が額面通り8億3200万ドル受け取りを認めたのがどうしても引っかかる。6日、ロイターが伝えた中国独禁法による日本企業12社の調査。今後制裁処分に入るというから、まるでやらずぶったくり。世界レベルで日本企業叩きが予想される。逆にいえば、米国や中国が抜き差しならないところに追い込まれた。11月のAPEC(北京)で日中首脳会談がよりを戻すといわれるのも、中国側の内部事情が主因。南シナ海石油探査中止、周永康摘発、新疆ウイグル自治区テロ、理財商品デフォルト、期限切れ肉出荷などぎりぎり追い込まれた模様。日本がへつらう必要ない。プーチン来日然り。7日、ロシアの経済制裁報復措置で日本を除外したのが手掛かり。首相訪朝も成算がある。相場が先取りするはずだ。■■■■(****)、■■■■■■■■(****)が教えてくれる。
8日の日経平均454円安。大引け1万4778円。東証一部の出来高27億5400万株、売買代金2兆5600億円。SQ値1万5036円。9月限が160円安で寄り410円安の1万4730円引け。10年債利回り0.500%(-0.025%)。底入れが迫ってきた。僅かに■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)が逆行高。13日までいくと、トータルでひっくり返る見込み。NYダウやナスダックに一喜一憂することない。ガス抜きの挙げ句、戻りが一巡すると徐々に非鉄御三家シフト。金地金のほか鉛と亜鉛も需給タイト。来年の極限値に備えるところ。■■■■(****)が290円安値引け。6月大商いの反動が出た。受注増を手掛かりに週明け高い。13日に拾うといい。(了凡)