日本株が緊急避難先 景気循環と噛み合うアベノミクス (2014.07.29)
週明け高い。前週末NYダウ123ドル安に拘らず日経平均続伸。ヘッジファンドの先物買いが現物株の裁定買いに跳ね返っている模様。サマーラリーに間違いない。国内勢は地政学リスクやアルゼンチン、中国の信用不安など一段と外部材料に慎重だが、
今、来週を通じて発表される主力の4〜6月期決算が予想以上とみられ確り。売買代金トップの■■■■(****)と出来高トップの■■■■■(****)が市場人気を二分している。瀕死の状態といわれるBIS、世界銀行、IMFに対し、BRICSがWカップ打ち上げ直後開発銀行設立を発表。中国はアジアでインフラ投資銀行立ち上げを表明するなど「ドル離れ」に拍車。そこへ、
(中略)
バブル崩壊をもろに被り20年以上。課題を抱えながら自前で処理。デフレの出口にさしかかった日本と対極にある。幸運なのは、アベノミクス第3、第4の矢がタイムリー。コンドラチェフの波(50〜60年)をはじめクズネッツ、ジュグラー、キチンの波といわれる超長期、長期、中期、短期の景気循環と噛み合い揃って上向き。本文124ページ、工程表90ページの第4次改訂版も満更でないことがわかった。来年6月、「2015年版」が出ると聞いて二度驚いた。このため、サマーラリー終了後、外部要因で売られても買いに分がある。28日、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など健闘の部類。決算発表を手掛かりに8月Wトップにかけて利食い千人力。危機を買い、安堵を売る展開が予想される。そういえば、サマーズの米国景気長期停滞論。回避するため、サプライド政策、金融緩和、需要創造政策の3点挙げているが、このうち需要創造が最も重要。大規模な雇用を実現する上でグラッドストーン、ビスマルクのような政府の役割を強調。識者の間で政府は需要を喚起できるか疑問の声が上がった。彼の所見は昔のまま。使い物にならないという。
28日の日経平均71円高。大引け1万5529円。半年振り5500円台を回復した。出来高19億3100万株、売買代金1兆5900億円。9月限が20円安で寄り60円高の1万5510円引け。10年債利回り0.525%変わらず。バルチック海運指数が23日から反転している。■■■■(****)が切り返した。24日に1月高値127円を突破し130円カイから人気化が見込まれる。■■■(****)の3Dレーザーレーダー開発・製造を受注し期待をもてる。倍返し160円が当面の目安だ。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。■■■■■■■■(****)の急伸目前。241円カイから大幅高になりそうだ。■■■(****)は出番待ち。180円どころの買い板が予想以上。1Q上方修正、IRも考えられる。旧盆まで意外高が続きそうだ。 (了凡)