証券ビュー

アンコール伊勢町

サマーラリー見越す 安倍政権にとって追い風の相場 (2014.07.14)

 前週末続落。25日移動平均1万5187円割れ。SQ値1万5084円という。PKOにぶら下がったもので、日銀のETF買い入れと公的年金買い、

売り方の買い戻しが主因。日経平均5日連続安。計273円で平均54円に過ぎないが、10日、9月限の夜間取引が一時230円安となり、同日NYダウ180ドル安もヒント。週明けWカップ決勝後を見越した売りとみられる。ポルトガルのほかイタリアやスペイン、アルゼンチンもデフォルトと隣合わせ。中国の理財商品約200億円が25日償還期限だけに、ソチ五輪後同様に目くらましの反動が予想される。このため、7月折り返し8月Wトップと述べた。主要企業の4〜6月期決算発表が上振れ。消費税引き上げの反動が想定内に収まった模様。さらに売ってくれば買い戻しが入る。旧盆を目安に利食い千人力とも述べた。6月24日閣議決定した新成長戦略が海外で一定の評価。GPIF限度枠17%から22%引き上げが見込まれ純増6兆4000億円。これに拉致問題解決、制裁解除、朝鮮半島統一も視野に入り大義名分が揃った。そこへ日経が生存者30人とちょっかいを出し、官房長官に咎められた。取材した上で書いたというが、過去の経緯や外交を巡る駆け引きなど配慮が足りない。来年
(中略)
現仮想敵国が中韓vs日米になり、安倍政権にとって追い風。相場に悪かろうはずがない。デフレに関していえば、欧米や中韓が入口で拒みもがいている一方、日本は25年日柄と値幅整理にもまれ出口にさしかかる場面。明らかにベクトルが対極。長期不況をこなした挙げ句、景気上昇に跳ね返るエネルギーがたまっている。受け売りだが、これから20年や30年大丈夫という。2013、14年を踊り場に15年の極限値を受け入れることが先決。初動が昨年5月一巡したが、第2、3波が今年5月からで興味深い。■■■■■(****)の相場と通じるところがある。NYダウが天井を打つと、FRBは株安を救う手段がないといわれ、イエレン議長に軽いという評価。10月にテーパリング(緩和縮小)終了、出口政策に言及したことでわかる。
 11日の日経平均52円安。大引け1万5164円。東証一部の出来高21億2700万株、売買代金1兆8400億円。9月限が150円安で寄り80円安の1万5170円引け。10年債利回り0.535%(-0.005%)。03年6月0.430%が最低。13年4月に異次元緩和を発表し0.320%をつけたが引け0.480%になった。再び転機が迫っている。一部重複するが、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、それに■■■■■(****)が新規。8月にWトップを見込み、■■■(****)と■■■■■■(****)で攻める。11日は■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)も比較的堅調。■■■■(****)よし。2日アタリが入った■■■■■(****)に注意。479円カイから流れが一変しそうだ。■■■■(****)も同日相当なアタリがきた。サマーラリーを見越している。(了凡)