今や何でも起きる状態 思い出すロックフェラービル買収 (2014.07.03)
手詰まりに拘らず確り。引け伸び悩んだ。3日米雇用統計発表、4日独立記念日でNY休場を控え次第に模様眺め。反落し持ち直した上海指数が印象的。香港が
堅調だけに、集団的自衛権閣議決定に反応したよう見えた。1日米大統領が同決定支持と伝えられ
世界同時株高の罠とも受け取れる。巷間、評判が散々だけにバランスをとるのが難しい。■■■■■(****)が追加規制をしのぎ354円引け。出来高4位、売買代金6位、値上がり率34位で健闘。夏相場のシンボルになった。多勢に無勢ゆえ、Wカップ後、■■■■■(****)と■■■■■■■■(****)に発破を掛ける。ともに半値戻しを実現し、倍返しも考えられるポジション。鳴かず飛ばずだった前半の埋め合わせになれば幸いだ。前日述べた利食い千人力の夏場が本音。やらないとやられる戦闘状態に入り、今秋にも世界同時株安・円高に跳ね返る見込みだ。1913年12月にFRBが設立され、1914年6月のサラエボ事件から第1次大戦が始まり100年。資金の工面に半年かかったという。同様に、昨年12月FRBが量的緩和縮小を発表し半年。今や戦争をはじめ何でも起きる状態に入ったという。受け売りだが、米国は政府の金庫が空っぽ。一連の経済関連統計を粉飾し、景気回復を強調しているが、CDS残高を引きずり基軸通貨の「威光」を借りているだけ。この上、戦争なしに何ができるか見ものだ。集団的自衛権にこだわれば、日本を米国の防波堤にする構え。戦争なしに回らない国だけに面白い。ちなみに、米国の2014年国防予算しめて63兆円(日本5兆4500億円)で桁外れ。中国は13兆円だがモノが違う。治安費用が国防予算より多いのも特徴。日本は消耗戦の果て。機が熟し、有利な条件が揃うまで待つに限る。奥の院は今でも20年デフレの上、野田や石破よりマシと安倍首相の「権力」を許している。戦争なしに経済を回すなら打ってつけだ。眉唾ものだが、5月20日の日銀政策決定会合で円を基軸通貨にする準備が話し合われたという。気になるのは最近サントリー1兆6000億円、ミツカンでも2180億円の大型買収。1989年、三菱がロックフェラーセンタービルを8億4600万ドルで買収し、翌年日経平均が袋叩きになったのを思い出した。日本が大口資金を注ぎ込むと碌なことがない。このため、予想以上といわれる新成長戦略改訂版とGPIFのPKOで夏場巻き返し。プーチン来日が取り沙汰されるころ風向きも変わる。
2日の日経平均43円高。大引け1万5369円。東証一部の出来高22億9300万株、売買代金1兆9600億円。9月限が90円高で寄り引け40円高の1万5350円。10年債利回り0.560%(+0.010%)。過熱感なき過熱相場といわれるが、比較的冷静で長持ちしそうだ。引き続き航空機、3Dプリンター、非鉄御三家がレギュラー。重複するが、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)が新規。個別に、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)が出遅れ。中低位の水準訂正が目立ってきた。中長期で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■■■■(****)と■■■(****)の出直りを待つところ。かれこれ1ヵ月、読売新聞の記事が心棒を失ったという。(了凡)