証券ビュー

アンコール伊勢町

政策手詰まり時間稼ぎ GPIFを受け皿に回り出す (2014.06.16)

前週末、売り一巡から急反発。日経平均1万5000円割れがPKOの目安になった。前日のNYダウ・S&P続落を吸収しSQ値1万4807円。ちなみに、日経平均の安値1万4830円。12日のテクニカルなゴールデンクロスが伏線とみられ、後場中頃から引けにかけて大口の先物・裁定買いが断続的に入った。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)だけで53円担いだという。引け後、日銀総裁が今回も自信満々の会見。異次元緩和の継続を発表し、「追加緩和」が7月から10月以降の決定会合に延びた。時間稼ぎに余裕ができたわけで、消費増税を乗り切れるかどうか7〜9月正念場。法人税引き下げをはじめ「骨太」の新経済戦略など小粒な材料。首相は官邸執務室の株価ボードをチェック。今では政策より株高が目標といわれる。金融緩和、財政出動に次ぐ第3の矢が不発と受け取られ、GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)にご執心。
(中略)
外資が聞き耳を立てて離れないという。彼らは日本の構造改革や成長戦略など関心ない。いつ何%日本株の配分が上がるか一点張り。その際、ROE(自己資本利益率)と自社株買い、社外取締役に前向きなら組み入れに動くといわれる。5月15日に自己株消却にを発表した■■■(****)が一例。市場でも企業価値の見直しが活発になりそうだ。GPIFの運用方針が変わるのは8月といわれ、それまで従来の運用が続くため発表売り。逆に前日まで手を変え品を変え先取りする場面。6月末に新成長戦略が出て売られても和戦両様で持ち直す見込みだ。12日、■■■(****)が161円で引け全銘柄値上がり率13位。このほか、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など続いた。いい悪いを別として7〜8月いくらかマシになった。
13日の日経平均124円高。大引け1万5097円。東証一部の出来高27億1800万株、売買代金2兆6300億円。9月限が180円安で寄り150円高の1万5140円引け。10年債利回り0.600%(+0.005%)。正しいか間違っているかより適応が先決。元気を出してほしい。重複するが、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)が新規。■■■(****)の150円カイが見ものだ。■■■■■(****)の半値戻しも第2幕。675円から1024円に上がった■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)の非鉄御三家悪目買い。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。■■■■■(****)、■■■(****)も水準を切り上げそうだ。政策手詰まりからGPIFを受け皿に回り出した。9、10月の反動推して知るべし。(了凡)