GDP速報値イーブン 今回も似ている消費増税の反動 (2014.05.16)
先物・裁定解消売りに続落。引け下げ渋った。6日振りNYダウ101ドル安の余波。円高に跳ね返り、前場一時日経平均215円安。後場、都内の日銀総裁講演が従来通りと伝えられ再び失望売り。その後持ち直した。内閣府が発表した1~3月期実質GDP速報値1.5%増。年率換算5.9%増が支援材料になった模様。しかし、
(中略)
につながり後半大幅安。翌年安値を更新しただけに大本営発表、プロパガンダがトラウマ。政府発表やメディアのいい回しが気になるところだ。アベノミクスは追加緩和を含め昨年5月織り込み済み。第3のほか、第4、第5の矢も尽きかけているのが現状。20、21日の日銀政策決定会合、6月発表される政府の「新成長戦略」も抜け殻。サプライズがつくと、ボラティリティ・インデックス(恐慌指数)が高鳴る見込み。■■■■(****)の600円割れを買ってみたが利食えないという。このため、日経平均1万3100円が目安。場合によると、1万2415円(2013年6月13日)も考えられる。16時に■■■■■■(****)
が決算発表したが、前期連結9%増収(20%営業増益)に対し、今期同8%増収(4%営業増益)の予想で神妙な印象。同時に1Qを発表した■■■(****)系の■■■■■■■■(****)が連結18%増収(65%営業増益)で飛び出し、通期予想売上高の29%、営業利益では71%稼ぎ出し眩しいほど。来週発売する3Dマジックエッグが受けると1Q早々上方修正。提携先のイーフロンティアが乗り気だけに期待をもてる。そもそも、日本の
(後略)
馴染まない。5月はヘッジファンドの中間決算、ポジション調整に終わる公算もある。
15日の日経平均107円安。大引け1万4298円。東証一部の出来高20億4200万株、売買代金1兆8100億円。値上がり1102(値下がり585)でまちまち。10年債利回り0.590%(-0.010%)。1年振り、負のクライマックスが予想されるのにお粗末。来週明け、決算発表が一巡し拍車がかかる。消去法で■■■■■■■■(****)。178円で引け打診買いの形跡。今期連結48%営業増益、さらに1円増配が見込まれ、PBR0.55も手掛かり。以前述べたように金と比重が同じ。電球のフィラメント、劣化ウランの代わりに砲弾の核心、放射線遮蔽材料としても注目される戦略物質。中国、北朝鮮が大手供給元といわれ国内で唯一残った。重石(★★★★★★)が次世代マテリアルに変わろうとしている。(了凡)