追加緩和催促する場面 一攫千金の破綻めくらまし続出 (2014.04.10)
万遍なく売られた。日経平均4日連続安。引け、追い証警戒が出ている。前日の日銀総裁会見によるもので、テーパリング(緩和縮小)と揶揄されるほど。「需給ギャップゼロ」と聞いて2度吃驚。来年の今頃冷や汗、脂汗ものだ。内閣府の景気ウォッチャー調査で、先行き判断指数が東日本大震災直後に次ぐ低水準というのに、同総裁は3月の判断指数が01年8月以来最高との経過を鵜呑み。軌道修正どころか鉄砲玉政策続行に終始した。直接関係ないが、9日FOMC議事録、米主要企業1〜3月期決算発表、さらに11日SQにも跳ね返り、再び追い証が予想される。この儘いくと、家計のほか企業、政府も破綻すると考えられ市場が先取り。9日述べたように、
(中略)
恐らく、カネの問題。96年に元米国防長官ラムズフェルドが会長だったギリアド・サイエンシズの「タミフル」を思い出した。スイスのロシュがライセンス供与を受け全世界で製造・販売(日本では中外製薬)しているが、04年から人工インフルエンザの治療薬といわれ一攫千金の玉。耐性、パンデミック効果、副作用など矛盾した薬理が問題になった。理研といえば
(後略)
われわれが正しい判断できるかどうかにかかっている。全上場銘柄約4000のうち、9日の値上がり僅か313。このうち、贔屓の■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)が値を保った。待機資金がモノをいうのはこれから。■■■■■(****)の目安115円が一例。■■■■■■■(****)なら1800円。追加緩和必至である。日本にとって2015年が極限値。翌16、17年天中殺。阿鼻叫喚、魑魅魍魎と聞いている。
9日の日経平均307円安。大引け1万4299円。東証一部の出来高23億3400万株、売買代金2兆2800億円。6月限が140円安で寄り260円安の1万4330円。夜間取引で4420円をつけた。10年債利回り0.615%変わらず。若干持ち直している。重複するが、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)を入手。調整中のバルチック海運指数にひかれ■■■■(****)に検討余地。■■■■■■■■(****)の商い増加。打診買いとみられる。9日「2014中部パック」(ポートメッセなごや)を取材し、■■■■■■(****)と■■■■(****)に興味をもった。和食が世界無形文化遺産になり、理想から現実買いが予想される。■■■■(****)、■■■■■(****)も商い増加が手掛かり。初夏オバマ、秋にプーチン相場。追加緩和を催促する場味である。(了凡)