悶々とした新年度入り 追加緩和に尽きるギャップ解消 (2014.04.02)
終日小動き。4~6月の需給ギャップを探る展開。海外株高、円安に拘らず差し込まれた。消費税引き上げを巡るもので、前日自ら利上げを牽制し株を持ち上げたイエレンFRB議長と対照的。短観で先行きDIの悪化が予想以上になったほか、中国のPMI48.0%(速報値48.1%)。3ヵ月連続50%割れ。3月31日発表された2月の鉱工業生産前月比マイナス2.3%が重しになっている。大企業全産業の設備投資が新年度0.1%増、2.3%経常減益見通しと伝えられたのもブレーキ。前日述べたギャップ修正が見込まれる。大本営発表とプロパガンダが罷り通っているためだ。昨年10~12月マイナス1.5%(年換算8兆円)、1~3月駆け込み需要で改善したものの4~6月意外に拡大。輸入増の跳ね返りが相当ある。ガス抜きの目安を
(中略)
1日、贔屓の銘柄で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)と■■■■(****)が上がったのに過ぎない。割安に放置され、バリューといわれるものだ。年明けから大手メディアがSTAP細胞をノーベル賞並みに引き回した上こき下ろした。iPS細胞を出し抜く強引なもので、日本に市場を独占されかねず外圧がかかった模様。ウクライナ情勢もソチ五輪がめくらまし。開催中、欧米とロシアの対立が最高潮に達していた。マレーシア航空機に至っては謎のまま来週で1ヵ月。悶々とした新年度入りになった。聞くところによれば、全国で7割以上の国民が誰にも語らず、自分たちが取り残された人間だと思い込んでいるそうだ。1日から消費税引き上げに対し、
(後略)
それが4、5月波乱の意味。受けて立つに決まっている。ちなみに、ギリシャ危機その後。2013年のGDP3.5%減少。6年連続マイナスになり14年も0.4%減少の見込み。35%失職、25%困窮、400万人超低所得に脱落の恐れ。ルーマニア、リトアニア、ブルガニアのレベルに落ち込んでいる。日本は民度が高いため、永田町や霞が関のいう通りにならない。4、5月市場が騒ぎ出す見込み。需給ギャップ解消のため、追加緩和に尽きる。
1日の日経平均35円安。大引け1万4791円。東証一部の出来高21億7200万株、売買代金2兆円。6月限が140円高で寄り20円安の1万4760円引け。10年債利回り0.615%(-0.025%)。個別に材料株が息を吹き返している。以前述べた■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)に■■■■■(****)も新規。いずれも4桁が見込まれる。鳴りを潜めているが、■■■■(****)と■■■■■■■■(****)の大揉みに見どころ。ゆくゆく■■■■■■■(****)や■■■■(****)、■■■■■(****)とつき合ってほしいものだ。■■■(****)と■■■■■■■(****)は化ける。STAP細胞やiPS細胞と似たケース。困難を乗り越える上で正念場とみられる。(了凡)