思惑の域出ない踊り場 一本道を自転車操業で走る中国 (2014.03.08)
前週末続伸。日経平均4連騰。売り先行のウクライナ危機に買い戻しが入った。先物・裁定取引によるもので、連日薄商いが玉に瑕。絡繰り人形を見ている思いだ。6日、クリミア議会がロシア編入案を全会一致で可決すると、米国がEUに制裁発動を持ちかけ通告。米ロ冷戦といわれるが、半分以上芝居で口先介入にとどまった。5月にウクライナ大統領選を控えているが待てない様子。先物・裁定のポジション調整とみられ、日経平均の1月23日終値1万5695円が窓埋めの目安。7日小幅陰線で引け思惑の域を出ない。GRIF(年金管理運用独立行政法人)、日銀政策決定会合がPKOといわれ、米雇用統計発表も労働参加率減少を棚上げした見せかけの好転。米国の場合、
(中略)
ゴールドマンが曲がり屋といわれるのも、国際金融資本のインサイダー情報が当てにならないため。ネットを通じて外部に洩れている模様で、彼らのプロパガンダといわれる大手メディアが井の中の蛙。内輪で揉めているという。道理で当たらないわけだ。1000ドル割れを覚悟した金先物が
(後略)
成長率が1%落ちると失業者500万人といわれ、最近の調査で実際の失業率が政府発表(4.1%)の倍あることがわかった。もうひとつが製造業の雇用者数。2012年1〜9月に前年比20%減となり明らかに失速。今年1月から5年物地方債償還を巡り、理財商品のデフォルトが続出している。汚染、環境破壊、少数民族抑圧、言論弾圧。海外でも領海・領空に絡む強引な行動、資源搾取、内政干渉など世界で槍玉。現政権が太子党(指導者の2世)と共産党青年部のエリートだけに、歴代同様「共産党王朝」末期の状態。2015年極限値に見合うものだ。
7日の日経平均139円高。大引け1万5274円。東証一部の出来高20億7400万株、売買代金1兆9700億円。3月限が150円高で寄り170円高の1万5290円引け。10年債利回り0.625%。ゲタを履いている印象。7日、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)が市場の本音と述べた。おかげで、■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など堅調。金先物、劣化ウランの裏銘柄として■■■■■■■■(****)が浮上。中国、北朝鮮、国際金融資本の戦略物資が重い石(★★★★★★)だけに奥が深い。年度末の配当取り(期末2円)を勘案し買い増し。■■■■■(****)に■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■(****)、■■(****)、■■■(****)然り。年度末、新年度も踊り場が続きそうだ。(了凡)