叩いた挙げ句買い戻し 何もしないと日本に分がある (2014.01.27)
前週末全面安。円売り株買いの巻き戻し。欧米、アジアも総すくみだ。アルゼンチンやトルコの通貨急落、春節を控え中国の金融不安再燃、ミセス・ワタナベのドル買い後退などまことしやか。日経平均3月限が売られ、現物の裁定解消に跳ね返った。■■■■■■(****)が悪玉といわれ、売買代金断トツのトップ。出来高2位の■■■■■■(****)も上場来の記録的大商い。次週から2週間、予想される20世紀の納会、21世紀の発会を前にリハーサル。叩いた挙げ句に買い戻しとみられる。事態が刻々変わるためで、一例が23日の南スーダン停戦合意。シリアも不如意のまま。タイの非常事態宣言然り。米国に続き中国のデフォルト説も間際になって先送り。時間稼ぎに決まっている。年明け、日経平均4勝9敗。24日、14日の安値1万5383円を切り買い戻しが入った。NYダウが90年1月の日経平均に瓜二つというが、似て非なるものと述べた。むしろ、
(中略)
首相は24日の施政方針演説で経済再生、財政再建のほか集団的自衛権にも言及。積極的平和主義を強調した。当日述べたように、武器輸出3原則の撤廃は、15年末韓国と連合司令部解体を決めた米国も認める模様で既に動き出した。一方、中国サイド。
(後略)
日本の場合、原発再稼働や沖縄の普天間移設、米国とTPPも難航。お互い2015年を極限に脱落したところから21世紀が始まる。このため、手出しせず力をつけ、持ちこたえるのが本懐。三国干渉と同様にもう一度臥薪嘗胆。首相が長州人で伊藤博文(享年68)と同郷から、中韓共通反日の義士といわれる安重根記念碑に煮えくり返る思いも伝えられ、この儘何もしないと日本に分がある。早ければ週明け買い戻しが入りそうだ。
24日の日経平均304円安。大引け1万5391円。東証一部の出来高31億7400万株、売買代金3兆円。3月限が250円安で寄り260円安の1万5440円引け。底入れが近いとみられる。10年債利回り0.630%(-0.025%)。重複するが、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)が新規。■■■■■(****)は702円引け。自動車向けが好調なほか、■■■■■■■(****)とコラボの3Dプリンタ「★★-1000」が人気。■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)ともに2月7日3Q発表が注目される。■■■■(****)、■■■(****)も買いに分がある。来年、戦後70年。今年が第1次大戦から100年だけに14、15年大きな節目に相当する。(了凡)