証券ビュー

アンコール伊勢町

転機見越した前哨戦 彼我ともに破綻すると負け (2013.12.24)

前週末まちまち。日経平均が戻り高値を更新。5年振りの円安が支援材料になった。ドル104円、ユーロ142円台の水準。17〜18日FOMCの緩和縮小、19〜20日の日銀緩和継続声明をこなし堅調。国内勢が出てこないため、外資の陽動作戦とみられる。NISA呼び込みを念頭に置くと26日高いと考えられ、先物や裁定取引のほか個別物色も横に広がる気配。1、2月転機を見越し前哨戦が始まった。しばしば述べる■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)のほか遠回しに■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)が確り。18日紹介した■■■■(****)、■■(****)もじり高。11月からトレンドが好転している。19日に北朝鮮が「予告なく南攻撃」と韓国に揺さ振りをかけ、18日述べた「朝鮮半島統一」に微妙な風の吹き回し。韓国の時事ジャーナル(週刊誌)が、日本の部品が止まるとサムスンと現代の工場も止まると題した特集記事。スマホに使われる二次電池にサムスン、LGと表示されていても中身は日本の素材ばかり。自動車用半導体、センサー、小型モーター然り。病院も日本の内視鏡がなければ旧石器時代という。日本をはじめ米中、北朝鮮とも対立し悲鳴が伝えられる。もう一つ気になるのが中国。4〜6月20%円安に拘らず昨年対比4000億円以上貿易赤字拡大。リーマンショック以降、大震災もあり猛烈な円高で中国に生産拠点を移した日本企業が賃上げ、円安に対応できず■■(****)や■■■■■■(****)、■■(****)も撤退を決めたのが響いた様子。円安で貿易赤字解消のはずが拡大。中国経済が予想以上に悪化している模様。日本の外貨準備1兆2700億ドル(11月末現在)。昨年の経常収支4兆8000億円の黒字。9日17ヵ月連続赤字の貿易収支(11月)を発表したが中国と比較にならない。中国は経済が縮小し、日本から輸入品が安くなっても手が出ない。数年で回らなくなるという。円安が定着し対中赤字が消えると日本の貿易収支改善。株も上がるというわけだ。近頃、欧米、中韓も張り子の虎日本は彼らの口上過剰反応している。彼我ともに破綻すると負け。武力、借金によらず持ちこたえ、われわれが有利な態勢になるまで待つ。冷静、丁寧の上、今後毅然とした決断も必要になる。株ひとつで日本の強さが徐々にわかるはずだ。お年玉の■■■■■(****)。3Dプリンター設計のダークホース。暮れ、年明け買い下がり。第2幕が予想される。
 20日の日経平均11円高。大引け1万5870円。東証一部の出来高25億5500万株、売買代金2兆3600億円。3月限が20円高で寄り110円高の1万5870円引け。10年債利回り0.685%(+0.010%)。シティ、ウォール街も株高なしに回らないため出来レース。最後に日本持ち上げ、昨年と同じ11月から第二幕。外資の間で2020年五輪関連銘柄が圧倒しているという。このため、■■(****)や■■(****)、■■■■■■■■(****)など好押し目。来年着工予定のリニア関連でもある。■■■■(****)もこの一環。建設業界から賃上げが進むと雇用、労働もミスマッチ解消。現場に人手が戻り内需拡大に拍車がかかる。■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)出番待ち。■■■■(****)と■■■■■■■■(****)がぞくぞくする足取りになった。(了凡)