証券ビュー

アンコール伊勢町

既得権と新勢力の戦い 毎日情勢が変わり世紀の踊り場 (2013.12.11)

円安に拘らず反落。利食い売りをこなした。前日NYダウ5ドル高に対しS&Pピーク更新。伸び悩んだことも事実。主力中心に見送られた。一方、JQやマザーズで新興ネット株が餅つき相場。古参にとって初物ばかり。■■■■(****)一例で11月21日から一本調子。出来高推移を見ると、1万円目前に9合目の感触。目を離せないところにきた。毎日刻一刻情勢が変わり世紀の踊り場。来年1、2月クライマックスと述べた。

(中略)

一事が万事綱引き。既得権と新勢力の戦いが本格化。来年、晒しものになりそうだ。石原都政のツケが五輪誘致後現知事に回ってきたのも因果。応報が待っている。ウォールストリートジャーナルによると、日本は13〜15日アセアン特別首脳会談でインドネシア(120億ドル)、フォリピン(60億ドル)の通貨スワップを倍増の見込み。タイ、マレーシア、シンガポールともスワップ協定の復活を検討中。いずれも二国間の枠組みで、中国と韓国を含む多国間協定と切り離す模様。日本の外貨準備1兆2750億ドル。97年のアジア通貨危機再燃に備えるものだ。半年、1年後に中国や韓国、北朝鮮がどう変わるか興味深い。就任1年でアセアン10ヵ国を回った首相の因果もわかる。秘密保護法は、

(後略)

折りから北朝鮮で実質No.2の張成沢が失脚したと伝えられ、忠臣7人のうち5人権力中枢から除外された。120万朝鮮人民軍が既得権を守るため、中国式の経済特区設置を決めた張氏を追い出したという。国内外、既得権と新勢力の戦いだが、日本の場合、否応なく世界に資金を回すポンプの役割。適応するに限る。
 10日の日経平均38円安。大引け1万5611円。東証一部の出来高21億4200万株、売買代金1兆9500億円。12月限が20円安で寄り60円安の1万5590円引け。10年債利回り0.665%(+0.010%)。小幅な動きにとどまった。気になったのが■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)程度。新規も半導体製造装置向けピラフロン(フッ素樹脂)の出荷急増を手掛かりに■■■■■■■(****)。新値3本足陽転、一目均衡表で雲を突き抜けた■■(****)の僅か二つ。新興市場の活況と裏腹に足踏み状態。来年5月日経平均1万8000円を仮説に1、2月検証する構えだ。今年5月から11月まで押しの倍返しが見込まれ、主力銘柄の3Q発表で円安に伴う上方修正が予想され一段高。既存銘柄中心に強気で進むところ。NY金先物が1000ドルを割れば、ドル高でもあり■■■■■■(****)はじめ非鉄。それまで■■■■■(****)をモノにしたいものだ。(了凡)