円高こなす日本企業 NYダウ初動に15、16日転機 (2011.08.11)
大荒れの8月。NYダウを初動に世界の資本市場が動揺した。4日512ドル安、8日634ドル安に対し、9日反転し429ドル戻した序盤戦。債券、為替、金・原油先物も動転し追い証続出。12日SQ、15日米国債集中利払いを控え中盤戦。借り換えを促すため株高に持ち込む模様。日本のインパクトも予想以上とみられ、15日仏滅、16日大安だけに、前日8月の2番底断固買いと述べた。日本企業は円ドル70円台もこなすと考えているためだ。NYダウの反発は、FRBのゼロ金利が2013年半ばまで2年続く旨を好感したもの。つまり、米国の実体経済はこれから2年絶対安静。S&Pの新たな格づけ見通し「ネガティブ」の条件つき。蟻地獄の欧州、英国に引っ張られそうで気が気でない。再び米財務長官が辞任の潮時を狙っているという。彼は世界支配層の一味で前NY連銀総裁。サマーズの影響を受けた日本通として知られ、世界同時株安・同不況の張本人だけに、いよいよ引くとなれば売り材料。15日ならなおさらだ。7月21日ギリシャ2次支援、8月2日米連邦債務上限引き上げ期限を契機に円ドル80円割れ定着。ドル、ユーロ三つ巴の消耗戦が始まった。ここまでくると1円刻みでもこたえるし、70円台前半になると息切れ。メディア受けする50円割れなどあり得ない。ともども相場の限界に達し、日本の場合、半年後をめどに円高デフレが円安インフレに転換すると述べた。ドル、ユーロも息を吹き返す見込み。来年は、日本を除き世界主要国で次のトップを決める選挙の年。株高が予想される。日本は25兆円規模の復興特需が見込まれ、日銀の試算で2.9%成長と述べた。デフレギャップを解消しインフレも考えられる。モノやカネが動き出し株高につながる。首相退陣から復興相場。旧盆明けから次の幕が上がる。15、16日予想される波乱に内需関連で代表的な4銘柄を紹介し、まさかの下値もつけてみた。中盤、終盤戦に備えるところだ。とうとう始まったまさかのトレンド。世界同時株安、同時不況。シオン議定書による世界人間牧場化計画に出ている。16)世界経済の全面崩壊の原因を作り、政治の全面的混乱をひき起こす。17)米国の内外政策をコントロールする。18)国連、IMF、BISなど超国家制度を強化する。19)すべて政府中枢に侵入し、代表する主権を内奥から破壊する。20)世界的テロリスト・グループを組織し当事者の交渉に介入する。21)米国及び世界各国の教育をコントロールし破壊する。16)~21)まで最終段階。計画通り実行しているといわれ、内部対立から未遂に終わっていることも事実。2013年がすべてのようだ。
日経平均は94円高。4日ぶりに反発し9038円の引け。円ドル76円台とあって内儒関連中心の動き。買い戻し一巡から見送られた。出来高22億5800万株、売買代金1兆5000億円。■■■■■(****)、■■■■(****)が物語るように、3月15日の安値を下回るものが増加。再び波乱場面が予想され、10日述べたまさかの下値も考えられる。15、16日がヤマ場になりそうだ。これから半年、デフレの終わり。最後の円高をこなすところ。日本は持ち場、持ち場で最善を尽くすのみ。円ドル70円台前半になると米欧が音を上げる。15、16日予想される転機も、4日と8日急落したNYダウの初動によるもの。ファンドの持ち高処分売りがまとまって出てくる。彼らの底叩きが見ものだ。(了凡)