証券ビュー

アンコール伊勢町

暮れ年明けも前例なし TPPでブロック経済が復活 (2013.11.07)

 売り一巡からもみ合い。後場、先物が買われ堅調になった。■■■(****)の上方修正が手掛かり。■■(****)の好決算に次ぐもので、ドル98円、ユーロ132円台の円安。三角もち合い放れを促した。電機と自動車は代表的な輸出産業。前日述べたように、まる1年円安メリットを吸収した印象。この上、円安を織り込むにしても、米国デフォルト危機に伴う円高の揺り戻しが気になるところ。プラザ合意後のように、円高が株高につながらず厄介な場面。踏ん張りどころだ。新たな輸出産業の登場が焦点になる。5日閣議決定されたアベノミクス第3の矢。今国会で成立すれば、

(中略)

以来延命にとどまり、9、10月シリア介入棚上げと米政府機関一部閉鎖・債務上限引き上げがこじれ、戦争も借金もできない事態に追い込まれた。史上初で暮れ、年明けも前例なし。一にも二にも米国次第。サンフランシスコ講和条約で日本の独立を認めていないため、日銀の異次元緩和で時間稼ぎ。中国の攻勢を一国で抑えられず、日米、日豪、米ニュージーランド条約などセットで囲い込み。ブロック経済復活がTPPの狙いという。前日紹介した「米国ほど怖い国はない」(故橋本首相)が念頭にあるわけで、国内勢が慎重になるのも無理からぬこと。JPモルガンチェースが商業口座持ち主に11月17日から海外送金できなくなる旨通知

(後略)

受け売りだが、米国ではリーマン危機前を超える規模のジャンク債が発行され史上最大。バブルが弾ける時史上最大の金融危機が起きる。一方、世界の中央銀行や投資家が米国債の危機を察して買い控え、代わりに円を買い日本国債を引き受けるため、日本政府は円高回避のため、反対売買の米国債を買わざるを得ないという。

 6日の日経平均111円高。大引け1万4337円。東証一部の出来高25億8200万株、売買代金1兆9000億円。12月物が50円安で寄り150円高の1万4350円引け。10年債利回り0.605%(+0.005%)。もち合い圏のままだ。米国7~9月GDP速報、10月の雇用統計も上っ面の材料に過ぎない。重複するが、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)が新規。暮れ、年明け吟味するところ。■■■■■■(****)を■■■■■■(****)に切り替えた。■■■■(****)、■■■■■■■(****)も興味深い。■■■■■■■(****)、■■■(****)見送り。■■■■■■■(****)が化ける。■■■■(****)は11日待ち。一触即発になっている。欧州の大口金融取引0.5%課税を受けて米国でも検討が始まったという。(了凡)