証券ビュー

アンコール伊勢町

米国のデフォルトなし 不動産、株、実物資産バブル (2013.11.01)

安寄り後もみ合い。手掛かり難から引け安い。大半の銘柄が10月陰線を引いた。9、10月シリア介入、米国デフォルト危機棚上げ。29、30日FOMC、31日の日銀政策決定会合も現状維持。手詰まりに拍車がかかった。前日述べたロックフェラー派の10月10日作戦が未遂。思い通りいかないためだ。

(中略)

10月20日、世界銀行を馘になった元上級顧問が突然ロシアのTVに出演し内部告発。11月1日、フードスタンプ打ち切りを巡り米国で暴動が起きるという。自民党政権に戻り旧態依然も事実だが、何一つまともな仕事ができなかった民主党の3年よりマシ。曲がりなりにも高い支持率に支えられた現政権が日本反転の口火。総理がロックフェラー派の傀儡であれ、願わくば振りをして国益を顧みるキーマンたれ。前日、この先米中共倒れ、ロシア3日天下、その次に日本の時代と述べたが、

(後略)

もう一つ。受け売りだが、不況から脱出するためカネを刷るという時代遅れのケインズ対策。リスクマネー中心の金融でバブルを起こすだけ。実体経済に全く効かない。マネーは不動産、株、実物資産に向かうだけ。そもそも、NYダウがリーマンショック以前より高いのがおかしい。米国主要都市の不動産価格もリーマン以前より高い。つまり、バブルそのもの。米国の実体経済を全く反映していない。日本のアベノミクスも同じだ。ケインズ当時、リスクマネーによる金融経済は存在しなかった。米国のデフォルトを心配する必要なし。刷って刷って刷りまくる。日銀の出口戦略の時、腰を上げるつもりだ。
 10月31日の日経平均174円安。大引け1万4327円。東証一部の出来高28億1500万株、売買代金2兆円。12月物が70円安で寄り190円安の1万4350円引け。10年債利回り0.590%(+0.005%)。決算発表が佳境を迎え、6日■■■(****)が峠とみられる。これまで紹介したもので■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)が高い程度。本尊の連中、米国のデフォルトを「歓迎」しているだけに始末が悪い。この地合いで■■■■(****)が利食いと喜びの声。金相場の1000ドル割れが気になるところだ。■■■■■■(****)はじめ■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)。それに■■■■(****)、■■■■■■■■(****)が来年のベース。■■■■■■■(****)と■■■(****)も買い下がり。日本は実物経済の国で米国より遥かに健全である。(了凡)