腹くくるブル・ベア 待機資金つくり思案のしどころ (2013.08.15)
前日同様に一方通行の応酬。欧米の円安を手掛かりに後場中頃先物が買われ日経平均高値引け。主力中心に戻した。独仏のGDP予想以上。次期FRB議長サマーズリードが伝えられ仕掛け活発。膠着状態から一時裁定解消売りで下げたが持ち直した。事実上、夏休み明けの攻防と考えられる。9月6日発表される米雇用統計を踏まえ量的緩和縮小が最大の焦点。7日五輪開催地決定、22日独総選挙の影響も大きい。ブル・ベアともに腹をくくるとみられ、しきりとジャブを出している。量的緩和縮小の場合、(中略)
なしに語れないわけだ。13日、WSJ(ウォールストリート・ジャーナル)アジア版が「アベノミクス限界に近づく」と社説で伝えたが、とうに7月21日参院選で圧勝が決まりWトップ。民主党が政権を取った直後のように手詰まり。体を張って政策を実現するレベルにない。WSJいわく、企業の投資が低調で、政府の景気刺激策と震災復興に伴う支出が大半。アベノミクスが約束した状況にない。持続的な成長を可能にする抜本的な構造改革が不可欠と突っ込んだ。その通り、異論なし。しかし、対米従属68年。米国と国内既得権者の支持で政権を担当する現状に変わりない。田中角栄や小沢一郎を引き合いに戦後史、国難の正体でも明らか。リーマンショック後、米国は延べ400兆円バブル化した金融システムを軟着陸、縮小、安定することも困難になった。(後略)
14日の日経平均183円高。大引け1万4050円。東証一部の出来高22億2600万株、売買代金1兆8700億円と一服状態。9月物が80円高で寄り160円高の1万4010円引け。10年債利回り0.750%(+0.020%)。目一杯とみられる。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など業績回復。見直される。個別に■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)、■■■(****)など見どころ。重複するが、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)が新規。9月も猛暑が続くとみられ、■■■■■■(****)はじめビール3社よし。■■■■■■(****)、■■■■■(****)もよし。■■■■■■(****)が安定操作に入るためバイオ関連逆張り。今年は初動で2014、15年に2、3波がやってくる。鉱山、百貨店、創薬関連が化ける見通し。(了凡)