一度止まって考える 政治経済両面で行き詰まる日米 (2013.08.13)
(前略)
エスカレートする猛暑と洪水。冬場も酷寒にドカ雪を見舞われ、天地の神々が圧倒。人間に適応を迫っている。旧聞だが、再び田中宇(さかい・52)が目に止まった。正しいという字は一度止まるという意味。昨年11月の受け売りだが、核心に近いため紹介する。いわく、日本だけでなく米国の衰退も激しい。
米国は10年で約100万人の雇用が増えたが、大半財政支出に伴う公的機関によるもの。民間は43万人。多くが飲食業の給仕や福祉要員。付加価値の高い建築家や技術者など10年で5万人弱の増加。この儘だと20年後発展途上国になる。事実、貧困層が増え国民の3分の1がフードスタンプなど何らか公的補助に頼っている。4年前は5分の1だった。それに、英米3大格づけ機関の仲間割れが目立つ。一方、日本は対米従属に固執しているがゆえ、政治経済の両面で行き詰まっている。一度止まって考えてみるとわかるはずだ。8、9月岩戸開きのような事件があればよし。10月然り。日本で起きればなおさらだ。人災を先送りしているうち天災が強制処理。福島と似たような事態が全国レベルで考えられる。どんな些事でもきちんと処理できるかポイント。大回り3年が制限時間。何も彼も受け入れないと回らなくなる。本番が2016、17年で日本の天中殺。そこで、(中略)
12日の日経平均95円安。大引け1万3519円。東証一部の出来高17億7700万株、売買代金1兆5900億円と今年最低。9月物が170円安で寄り160円安の1万3510円引け。10年債利回り0.745%(-0.005%)6。当分株離れの印象を受けた。12日、ドル96円、ユーロ128円の円高だが、9月にかけて予想以上の円高。迂闊に出られない。■■■■(****)、■■■■■■■(****)はもみ合いを抜けると大きい。前者はカジノ向け紙幣識別機をOEM供給。北米、欧州でシェア7、6割とトップだけに日本の解禁もインパクトが大きい。重複するが、■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)が新規。■■■(****)のファーム経営も買い材料。■■■(****)は再び19万5800円で打診買い。■■■■■■■(****)の公募に先を越された。しかし、医療戦略本部は癌治療をiPSと並び目玉にしている。(了凡)