証券ビュー

アンコール伊勢町

異論も多いが呉越同舟  原理・原則にこだわると没落 (2013.08.01)

再び円高に振れ全面安。大半見送られた。米国の量的緩和縮小、日本の肩代わりを巡り、埋められないギャップが気懸り。前日反発した日経平均がそっくり鞘を返上した。7月19日の1万4953円を戻り高値に3ヵ月連続安。8月に小回りの反発が見込まれる。31日明らかになったのがオバマ大統領(51)の来春来日予定。駐日米大使に内定したキャロライン・ケネディ(55)に次ぐ材料。尖閣問題に対し、6月の米中首脳会談や7月の上院決議で日本寄りが目立つだけに捨てたものでない。前日、昨年11月から円安株高の見返りに近く安倍首相(58)が米国債50兆円受け入れを発表すると述べた。FRBの緩和縮小、月額4兆1660億円(来年分)の肩代わり。経済の原理・原則や国民無視の政策に異論も多いが、

(中略)

凡そ、身構えると大事に至らず拍子抜けするが、日経平均が高値をつけた5月22日63億株、急落した翌日76億株の期日が11月。8月が小回り3ヵ月に相当し分が悪い。思案のしどころだ。先進国、新興国いずれも頭打ち。踊り場とみられるためで、近隣では日本の景気が回復すると中国、韓国が割を食うといわれ、何かにつけて角が立つ。現在好調といわれる自動車業界も悩ましい。

(後略)

31日の日経平均201円安。大引け1万3668円。東証一部の出来高25億9000万株、売買代金2兆3100億円。9月物が170円安で寄り290円安の1万3600円引け。10年債利回り0.795%(+0.005%)。もみ合いの最中にある。■■■(****)が7月1日の窓埋め、19万5800円に接近し打診買い。埋めても埋めなくても節目を買い下がり。ゲノム解析の普及で医療現場も変わり始めた。7月30日のリリースで自前のペプチドワクチン自動調整機をフランスのスピック社に独占製造・販売権供与という。DNA鑑定で正確な病気、医薬品を特定できるため患者にいいし無駄な投薬もなくなる見通し。世界中大赤字の医療コストが劇的に改善する。同社は2014、15年パイプライン16のうちいくつか製造承認が下りる。■■■■■■■(****)も化ける。直近取材したものを2日トップで掲載する予定。予想以上に■■■(****)が乗り気。これから2年何が起きるか楽しみだ。医療は抗体メーカーが鍵を握る時代に入った。(了凡)