証券ビュー

アンコール伊勢町

外資の本音に迫る思い NY金先物底入れが反転の口火 (2013.06.27)

買い一巡後反落。後場、半端に戻し引け再び売り物。PKOも手つきが悪い。前日NYダウが持ち直し、シカゴ先物大証比230円高。小振りな仕掛けに乗ってこない。前週問題になった闇金融の金利急騰に対し、一部資金供給を表明した中国人民銀も徒花。26日上海株安に見舞われ罰が悪い。一時1242ドル台のNY金先物に対し、26日東京金も3911円と1年ぶり安値。■■■■■■(****)が煽りを受けて1068円安値引け。第一の関門1040円目前になった。ボトムゾーンとみられ、第二の930円も射程圏。黄金分割によるもので、NY金先物1170ドルに相当する。4月15日先物売りを仕掛けた外資の本音に迫る思いだ。5月23日以降、為替、債券、株のほか原油、金先物売り崩し。彼ら自身待機資金をつくり、世界的に運用の捌け口を断った印象。ジャブジャブの米ドルを付加価値のついた日本円と交換し、その上で世界中から金先物、同延べ棒をバーゲンでモノにするもの。近い将来、金本位制の布石とみられ、仕込みが終われば吊り上げにかかる。気になる逆ニクソンショック。ニクソンショック当時の国務長官キッシンジャー(90)、元FRB議長ボルカー(85)も生きているだけにやりかねない。NY金先物、東京金の底入れが相場全体の逆回転にピリオド。反転の口火と考えられる。5、6月折り返し。7〜9月幕間と述べた。この間推敲が2014、15年大回り3年の決め手。異次元緩和、2年後インフレ2%に対しヘッジできるのが鉱山株。01年アルゼンチン、08年ジンバブエのハイパーインフレで明らかになった。■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)を加え3銘柄しかないため、万一火がつくと人気集中。S高に明け暮れしそうだ。受け売りだが、現在のFRB議長。思ったほど賢い人間でないという。彼は学者として全キャリアを紙幣発行の研究に捧げてきた人物。現在の金融危機を1930年代、大恐慌の再来と考えているが違う。問題は流動性でなく、支払不能者の数が余りにも多いこと。彼はそれがわかっていない。多額の借金問題を解決するのに、さらに借金しているようでは話にならない。紙幣を発行すると国が富むのであれば、ジンバブエは今頃世界一裕福な国になっているはずだ。連邦政府は08年より前の帳簿に国債8000億ドルを記載。その後4倍に増えたが、貸借対象表に記載された大半がくず同然。誰か穴埋めしなければならない。米国の納税者のほか誰がいる。現在のFRBも間違いなく消えるという。
26日の日経平均135円安。大引け1万2834円。東証一部の出来高24億8700万株、売買代金1兆9100億円。9月物が270円高で寄り160円安の1万2780円引け。10年債利回り0.865%(0.000%)。PKOもヘッピリ腰でジリ貧をたどっている。しかし、前向きに変わりない。米国が日本の資金を必要としており、米国債50兆円引き受けで1万5000円相場。今後100兆円出せば2万円相場といわれる。日銀の資金循環統計によると、3月末日本の個人金融資産1570兆円。外資は相場で手に入れる皮算用。重複するが、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など入手。それなりに対応できる。バイオ関連の調整が目立つ。むきにならず時を待て。■■■(****)が4年目。■■■■■■■(****)は1万7000円相場以来2度目のチャンス。2014、2015年モノになる。(了凡)