7〜9月の推敲生きる NY金先物と東京金が先行指標 (2013.06.26)
前場先物の買い戻しで始まり、総会向け議事進行の買い一巡。後場買い手不在で一段安となり引け戻した。公的年金のPKOとみられる。欧米と上海、香港安の影響によるが、総会や参院選を前に株高の神通力後退。上げの半値押し、日経平均1万2200円が顔を出した。押し目待ちに押しがなかったように、戻り待ちにも戻りなし。米国と日本の10年債利回りが反落、バランスを取り戻すまで混乱が尾を引きそうだ。このため、一触即発の管理相場。参院選までPKOが続くと述べた。選挙後が問題。第4、5の矢に事欠くと半値押しで収まらず1万円割れ。往って来いも考えられる。値幅が大きい割に出来高が細ったのは待機資金が市場から出たと考えられ、前日述べたように7月18、19日FRB議長の議会証言と同30、31日のFOMC声明がポイント。「21日」といわれる参院選は内輪の材料に過ぎない。26日■■■■■(****)はiPS、京大山中教授の後ろ盾でモノになるが、7月3日■■■■■■■■■(****)の値決めが最後までこなれずじまい。2010年4月に上場した■■■■(****)の雰囲気という。万一場味を損なうと全体に響くため注意して見守りたい。依然、NY金先物と東京金が先行指標。25日、株安に円高、中国の金融不安を受けて東京金が再び4000円割れ。■■■■■■(****)■■(****)の安値更新と辻褄が合う。1040円で指値、全部買えると930円まで下がる見込み。一方、■■■■■■(****)の値保ちがよく、25日すでに68%戻した。前週信用倍率0.48に好転したが、これまで外資が現物で吸い上げている模様。環境・リサイクルをはじめ、都市鉱山によるゴールドの製錬回収で日本一。海外にも意欲的で世界レベルに脱皮する相場。今一番魅力的だが、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)を出し抜くと反動に見舞われることも事実。NY金先物、東京金の底入れが2014、15年の本番に向けた発射台。90年の上場来高値1660円を抜くと買うに買えなくなる。来年天中殺明けで社運抜群。■■■■■■(****)も同運だけに化ける。21日述べた逆ニクソンショック。円高修正が物語るように、日柄が黄金分割と符合するだけに十分考えられる。今秋、ブラックマンデーの再来があるとしても、この3銘柄で外資と互角以上に戦える。
25日の日経平均93円安。大引け1万2969円。東証一部の出来高27億1200万株、売買代金2兆2800億円。9月物が40円高で寄り70円安の1万2940円引け。夜間取引で1万3000円台を回復した。10年債利回り0.860%(-0.020%)。微熱が続いている。5、6月折り返し。7〜9月幕間に変わりない。今年が5月22日終わったとしても、10〜11月来年を先取り。大回り3年、2014、15年に本番をモノにすればよし。■■■(****)、■■■■■■■(****)■(****)などバイオ関連も今年初動に過ぎない。■■■■■■■(****)はトムス、タイヨーエレックの形見。5月に半値戻し2770円が目安と述べた。現在2400円どころで揉み合っているが、沖縄県を特区にカジノ構想が具体化する模様で、2590円カイとなれば全値戻しも考えられる。重複するが、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)が新規。■■■■■■(****)もマークの対象。仮説にしても、7〜9月の推敲が来年、再来年生きてくる。(了凡)