証券ビュー

アンコール伊勢町

決め手欠き過剰に反応 金利上昇し日銀総裁を試す市場 (2013.06.14)

13日にSQを先取り。前、後場ポジション調整に明け暮れ大幅に下げた。12日NYダウが節目の1万5000ドルを割り込み、下値不安が広がったという。円高、アジア株安、前日述べたPKOも決め手にならず、5月22日FRB議長の量的緩和縮小発言が発端。翌23日から世界同時株安の様相。ヘッジファンド、投資銀行が損失の穴埋めに次々手仕舞い。小さなニュースでも過剰に反応している。直近5年、欧米と日本の量的緩和700兆円が原資。5月20日にジャブジャブ緩和の紙切れ相場、最終的に金本位制シフトと述べた通り。13日■■■■■■(****)が1186円で引けたように、NY金先物も1300ドル割れが近い。外資にとって売るために上げ、買うために下げる相場。1200ドル台に入れば急反発目前。NYダウ、日経平均にも波及する。問題は5月22日から欠かさず出すようにした10年債利回り。日銀が4、5月計20兆円国債を買い増したにも拘わらず、0.6から0.8%台で高止まり。年間120兆円として0.2から0.3%下がるのが通常。市場は11日の金融政策決定会合明け、固定金利オペ(公開市場操作)に触れず「次第に落ち着きを取り戻す」と述べた日銀総裁を試している様子。異次元緩和表明2ヵ月で発熱すれば出口も儘ならないというわけだ。おかげで日経平均も同表明後2ヵ月上げた鞘を帳消し。新年度入りの水準に逆戻りした。6、7月敗者復活戦とみられる。FRB議長がNYダウ過熱を牽制したもので、以前述べた天井打ちと断定できないためだ。為替、債券、株もろとも三竦み。■■■■■■■(****)を除きお手上げだが、26日■■■■■(****)次第でバイオ関連に喝。異次元だけに意外な戻りも考えられる。3分の1、2分の1、モノにもよるが全値戻し。日本の債券市場が落ち着きを取り戻すと逆回転の反動。為替、株に波及し海外でも相当な買い戻しが予想される。よって、冷静に駒を進めるところ。90年の暴落から昨年まで23年大調整。24年ぶり小回り3ヵ月、大回り3年のご縁、ご相伴にあずかるわけだ。投げ出せばこれきり。2014、15年が本番である。インフレ目標2%の目的は、政府の本音を隠すためといわれる。いつまでも実現できず、ずっと金融緩和が続くためで、日銀が国債を買い金利上昇を抑える。「国債の貨幣化」を実現することのようだ。しかし、金融機関が売らないと日銀は予定通り買えない。このため、直接引き受けるのに日銀法改正が必要になる。
13日の日経平均843円安。大引け1万2445円。東証一部の出来高32億6000万株、売買代金2兆6900億円。6月物が330円安で寄り830円安の1万2450円引け。10年債利回り0.855%(0.020%)。SQであく抜けするか注目される。値嵩で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)買い下がり。財投では■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)然り。■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)はNY金先物1300ドル割れから第2、3弾買い。金本位制シフト、金融統制に備えるもの。■■■(****)、■■■■■■■(****)■は2014、15年3段上げ。これまで初動に過ぎない。13日入手したのは■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)。リバウンドが見込まれる。国内外、これまで背後で誰か大きな絵を描いて動いていた。今も影響あるが、ボスが認知症で時間の問題だ。(了凡)

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