脇が甘い上限引き上げ 20年塗炭の内需関連が次の主役 (2011.08.02)
買い戻しが入り高い。主力中心に持ち直した。7月31日、緊急会見した米大統領声明によるもの。民主・共和党指導部が今後10年で約1兆ドル財政赤字を削減。連邦債務上限引き上げに合意したという。当面デフォルトの可能性が後退し、円ドルも一時76円台から78円台に振れ小康状態。やれやれに違いない。しかし、10年でたった77兆円。FRBがわずか半年で48兆円追加緩和したのに対し脇が甘い。上限引き上げは融通手形に相当し、今回の赤字削減が財政再建につながると考えにくい。5日発表される7月の米雇用統計、米国債格下げの有無が注目される。格づけ会社も、エンロンやサブプライムローンにトリプルAをつけた前科がある。むしろ、ニクソンショックから40年。中国と日本が過半を占める米国債の集中利払いが15日。こちらの方が気になる。日本が降伏した日に設定したプログラム。世界支配層のしつこい意図がうかがえる。彼らの「世界人間牧場化計画」によると、8月中に米国経済破壊、9月にイラン・イスラエル戦争、10月にも世界統一政府立ち上げの予定。計画通り動いている連中がいるということ。内部対立も事実といわれ、これまで大半未遂のまま。終戦後彼らに媚びていた自民党をはじめ日本の権力筋も既得権を守れなくなり、ホリエモンや孫正義、西村博之など在日系の青年たちに翻弄されているのが現状。むしろ、3・11の震災と原発事故が縄文人の復活を促し、弥生人と切磋琢磨をもたらした。1日は■■■■■(****)が1万5420円まであり利食い千人力。■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■(****)など同感覚。出来高が物足りない。8月も14日満月買いに対し、29日新月売りで臨みたい。情勢次第で修正できる。首相退陣から復興相場と述べた。仮説にしても、15日の反動安に備えるところ。時代は確実に変わっている。そこで、東日本に拠点を持ち、震災対応がよかった企業を紹介する。電子部品の■■■■(****)、カーナビゲーションシステムの■■■■■(****)、ハードディスクドライブの基幹部品アルミ製基板で世界シェア6割の■■■■(****)と同4割の■■■■(****)。液晶パネル露光装置の■■■(****)、戦後最大の危機に直面した■■(****)。震災はハンディにならないという■■(****)。創業者の早川徳次が関東大震災で家族、事業すべて失い、大阪に出てラジオ事業を振り出しに発展の基礎をつくった■■■■(****)。このほか■■■■(****)、■■■■(****)も復興にビジョンがある。
日経平均は131円高。後場戻り持ちの売りに押され9965円の引け。出来高19億2100万株、売買代金1兆2900億円。TOPIXで全33業種上昇している。これから円安インフレになると輸出関連が見直されるというが、海外に生産拠点を移転すると、そうもいかなくなる。おそらく、インフレと消費税引き上げを見越し内需関連がリード。紹介した ■■■■■(****)と■■■(****)が代表的なもの。これまで20年塗炭の苦しみに耐え、金持ちのニーズにこたえるものが初動をつくる。一方、債券から株に流れが変わるため、7月27日述べたように、 ■■■■■(****)と■■■■(****)の初動も楽しみ。それには、8~9月の踊り場をこなすこと。デフレで最も売り込まれた内需関連が次の主役とみられ、円安インフレに強いと考えられる。(了凡)