日計りのセンチメント 数年後に世界的な金融統制 (2013.06.11)
4日ぶりに急反発。日経平均が高値引け。前週末の不安が後退した。シカゴの6月物が520円高で引け前、後場通して買い戻しが入った。7日発表された米雇用統計の反応がちぐはぐで売りよし、買いよし、見送りよし。一事が万事センチメント、日計りで動いている。日本もリフレに取り込まれ、「ブラックマンデー」の演習に参加。5月23日から6月7日まで為替、債券、株もたれ合って三竦み。この間、日経平均20%安にひきかえ、バイオ関連半値以下。3分の1乃至2分の1戻しを目安に処分と述べた。■■■(****)の場合、高値から24万円下げ3分の1で27万円、2分の1では31万円になる。10日から14日のSQを踏まえ、10営業日で反発のよしあしがわかるため、徐々に打診売りが賢明。2014、15年の方がスケール大とみられる。製造承認、健保採用が見込まれるためで、国内外10指に余る癌ペプチドワクチン開発パイプラインの治験一つひとつが有力な手掛かり。ゴールまでつき合えると理想的である。入手した情報によると、数年後の世界的な金融統制に備えNY金先物、東京金が高騰。10日4377円の東京金で2万円レベルになるという。金地金の個人向け販売、買い取りが政府によって規制され売買できなくなる見通し。してみれば、人気No1の自動車ポストも今のうち。■■■(****)1170円、■■■(****)が8350円の上場来高値を抜いたらグッドバイ。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)の時代がやってくる。100年に一度と考えられ、相手が金だけにオランダのチューリップ以上。FRB、ECB、日銀しめて700兆円の緩和マネー。オフショアで2400兆円あるといわれ、ドル高円安だけに追い風となりそうだ。3社の上場来高値が順に3280円、1660円、1360円で東京金1グラムより安いのが見どころ。数年内に突破するとみられ、今秋「ブラックマンデー」があると主役が交代する。戦後製造業が強くなったお陰で金より円の価値が上がっただけに唯一日本人の特権。3月22日キプロス問題が提起した預金の引き出し制限が転機になった。17日から英国でサミットが開催されるものの、日米首脳会談のプログラムがないという。急反発したが反動もつきもの。参院選まで株高とみられ冷静に駒を進めるところだ。
10日の日経平均636円高。大引け1万3514円。東証一部の出来高32億5100万株、売買代金も2兆5700億円にとどまり物足りない。6月物が670円高で寄り940円高の1万3620円高値引け。値だけ飛んでいる印象。10年債利回り0.825%(-0.025%)と小康を保った。全面高のため、とやかくいっても始まらないが、以前述べた■■■■■■(****)が4ケタに乗せ、おのずと■■■■■(****)、■■■■(****)も水準訂正。大幅に遅れたMRJの初飛行が一つの目安になる。重複するものの、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)が新規。反動安を拾うといい。そういえば、自民党の谷垣法相(68)。オウム真理教の麻原彰晃(57=松本知津夫)に対し死刑執行が近いという。経済や金融と関係ないが、事実ならアベノミクスが峠を越しただけに締まる。副総理の財務相が総理返り咲きを狙いしびれを切らしているという。(了凡)