証券ビュー

アンコール伊勢町

成長戦略と株高を取引 日銀利回り0.8%~1%死守 (2013.06.04)

曖昧模糊のまま週明け安い。NYダウ、シカゴ先物安、円高に振れ主力中心に大幅安。局地戦にとどまった。FRBの追加緩和縮小が重し。ドルが基軸通貨だけに日銀の異次元緩和及ばず。5月クライマックス、利食い千人力と述べた通り。日経平均が3日、黄金分割で計算した値幅調整の目安1万3385円(下限1万1535円)を切った。自律反発も考えられる。5月23日から10営業日にあたる6月5日が日柄調整の急所。この日政府の「成長戦略」が発表される見込みで、7日の米雇用統計発表にかけてあく抜け。6、7月逆回転の反動。1万5111円を関門に抜くと倍返し、抜けないと二番底。選挙前の暴落は論外で7月21日の参院選を目玉に倍返しとも述べた。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)が打診買いの対象。NY金先物、東京金も岐路とみられインフレに備えるところ。異次元緩和2ヵ月。むしろ日経平均が5月に10ヵ月ぶり陰線をひき若返った印象。依然として大回り3年の序盤である。■■■■(****)が5万9000円の安値引け。メガバンク3行も4月4日以降の値鞘を帳消し。6、7月俄然面白くなりそうだ。自民党が地方の首長選に星を落としているためで、23日投開票の都議選も厳しいという。参院選圧勝といわれ、憲法改正に伴う96条にちょっかいを出し顰蹙を買った。外資にとって再び株高と取引するチャンス。3日述べたように、米国の軍産複合体、ネオコン、ウォール街の利益につながるもの。受け売りだが、過去に日銀が最大の量的緩和といった時、国債買い切りは1ヵ月2兆円、1年20兆円レベル。それが黒田節になって1年70~80兆円に急増。しかも2013~14年の2年続き。FRB,ECBが事実上5年量的緩和で先行し、株高とディスインフレで「堂々」延命していることを考えると、5月23日を境に急落した日経平均の初押しが相場の綾であることも明らか。この間伝えられるのがヘッジファンドの国債先物売り。国内外の金融機関も現物を売り攻勢。日銀は5月30日に断固買いを宣言した。10年債利回り0.8%~1%を死守する構え。絶対1%以上にしないという。だとすれば、膾を吹くような初押し。入口で出口を非観しても始まらない。5日以降、「成長戦略」に該当するものが軒並み買われると様変わり。さも的を射るような外資の手口が注目される。成長戦略には規制緩和が不可欠。官僚は常に現状維持を望んでいるという。
3日の日経平均512円安。大引け1万3261円。東証一部の出来高40億9000万株、売買代金3兆円止まり。6月物が160円安で寄り460円安の1万3240円引け。夜間取引で1万3070円をつけている。10年債利回り0.805%。小康状態に入った。■■■(****)、■■■■■■■(****)、それに■■■■■■(****)に打診買い。■■■■■■(****)、■■■■(****)が締まると11日■■■■■■■(****)の上場に弾みがつく。■■■■■(****)がカジノ合法化を巡る動き。政府が具体的な準備に入ったという。5月15日の高値3015円を抜くとみられる。■■■■(****)は下に振ってきたが、今年2~3月に似た経過。補正20兆円もあり今後本格化。新規で■■■■(****)を入手しピンときた。日本は官僚が政治家を使って自分たちの望む政策を実現しているのに過ぎないという。(了凡)