10ヵ月ぶり初押し買い ものみな6、7月適応あるのみ (2013.06.03)
前週末小康状態。指数先物の買い戻しをきっかけに持ち直した。しかし、戻りが鈍く日柄整理途上。5月23日から10営業日にあたる6月5日まで待てと述べた。5月に10ヵ月ぶり陰線を引き、6、7月逆回転の反動。1万5111円を目安に抜けば倍返し、抜けないと二番底。7月21日参院選を前に倍返しと述べた。異次元緩和を打ち出した日銀に対し、量的緩和縮小を打診したFRBを巡り債券、株、外為も敏感に反応。ポジション調整に明け暮れている。米国債下落に伴う損失を日本国債の利益で穴埋めする動きも伝えられ悩ましい。現在、米国の長期金利2.4%、日本1.2%が次のターゲットという。FRBが5年有余量的緩和で時間稼ぎしたのに対し、日銀は4月4日追随したばかりで2ヵ月。入口早々出口の対応を突っ込まれ、5月30日に総裁が参院で長期金利低下を促す旨言明。曖昧模糊のまま週末、来週明け。雇用統計をはじめ4、5月の米経済関連統計が発表される6月5〜7日あく抜け。日経平均が高値から2000円調整したため、倍返し1万7000円相当ほぼ確実。4月15日から1200ドル目安のNY金先物も、6月1、2週1400ドルを固めると途転買い。1500ドル買いとなれば、じっとしていられない。ものみな適応あるのみだ。米国は今、三つの勢力に牛耳られているという。軍産複合体、ネオコン、ウォール街。彼らは自分の利益を追求するため、国際情勢を弄んでいる無責任な連中。問題の深刻さを理解せず、深い考えや戦略もない。その彼らが選挙を通じて大統領を買収しオバマもすっかり取り込まれた。彼は2期目になっても何ら新しい実績がない。米国はいったい何をしたいか。それが全く見えない。コントロール不能な国になっているという。ヘリテージ財団のレポート(2011年11月)も一例。民主党政権が終わり自民党・安倍政権誕生を見越したもので、米国が日本に対し安保で関係強化を求めるチャンス。具体的に防衛予算増、安保で国際貢献、普天間基地の辺野古移転を提案。その通り進んできた。この上、安倍政権が参院選に圧勝すると大政翼賛会、治安維持法の現代版。軍産複合体、ネオコン、ウォール街のしたい放題。6月にまとまる「成長戦略」を手掛かりに倍返し。二番底などあり得ない。週明けから1万5000円突破が焦点。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)に打診買い。引き締めて臨むところだ。
5月31日の日経平均185円高。大引け1万3774円。東証一部の出来高41億5400万株、売買代金3兆2400億円と物足りない。6月物が280円高で寄り90円高の1万3700円引け。案の定夜間取引で1万3500円台。駄目押し、止めの場面とみられる。10年債利回り0.865%よし。■■■■■■■(****)の公募価格2500円に決定。■■■■■■(****)、■■■■(****)に続き■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)などバイオ関連が出番到来。6月11日の上場が追い風になる。26日■■■■■(****)が登場しiPS関連にエール。「成長戦略」の目玉といわれる。新規に入手したのが■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)。買い下がりに分がある。欧米は5年有余のリフレで全く別の国になった。日本がそうなるかどうか6、7月にわかる。10ヵ月ぶり初押し買い。倍返しに備えよ。(了凡)