証券ビュー

アンコール伊勢町

ピーク接近の印象受ける 一本調子の円安株高に警戒信号 (2013.05.16)

日足で三段上げ途上。高値波乱に入った。20日以降先取りしている。4月の異次元緩和から債券と株がシーソーゲーム。14日に反転半年を迎え、10年債利回り0.854%に急騰。一本調子の円安株高に警戒信号が出た。売買代金上位を見ると、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)を■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)が圧倒。金利上昇をかぶり不動産大手が軒並み安い。円ドル104〜5円、日経平均1万5300円を目安と述べただけに、これまで6〜7兆円買い越した外資の買い煽り、売り抜けが6月の決算にかけて出る見込み。日銀が4月から米国の3倍のペースで大規模な緩和を実施。インフレが金利上昇を促し、景気にブレーキがかかるのを見越したもの。90年以降、バブル景気の反動で円安が金利を押し上げ株安になったのと似ている。バブル形成当時、円高が金利低下をもたらし株高につながるという好循環。一時的に逆回転が予想され、円ドル105円、NY金先物1200ドルまで振れば大丈夫。過熱感が後退し順回転に戻るはずだ。11時20分に■■■■■■(****)、14時20分には■■■■(****)が様変わりの予想を発表し大幅高になった。先行した■■■(****)が2000円大台突破。ファンドが組み入れると■■■■(****)、■■■■(****)のような展開も考えられる。6月にかけてまとまるのが政府の成長戦略。今回も当てにならないが、iPSをはじめバイオ関連に予算がつき再び買われる見通し。円ドルでも105円まで許容範囲。日経平均1万5300円を抜いてくる。その後、世界を左右するのがドイツ連邦議会選(9月22日が有力)。今後4年欧州を左右するもので、キプロスを含むデフォルト危機再燃。破綻状態の英国も悩ましい。米国が尖閣とアベノミクスで日本を取り込み、円安株高で運転資金を調達したといわれるが、7月の参院選を目玉に材料出尽くし。8、9月海外要因に左右される見込み。このため、引き続き買いパニックに益出し。次に備えるところだ。15時40分、■■■■■■■■(****) が前期2円を増配と発表。今期堅調な見通し。ケミカルアンカーが12億2000万円(9%増)で物足りないが、昨年10月主力製品をフルモデルチェンジ。「新Rタイプ」で拡販に乗り出した。水準訂正(1株当たり純資産1560円)が予想される。
日経平均は15日337円高。1万5096円の引け。5年4ヵ月ぶりの高値という。東証一部の出来高57億5200万株、売買代金4兆4700億円。ピーク接近の印象を受ける。時価総額の大きい主力と金融が外資の好みのようだ。依然として■■■(****)、■■■■■■■(****)をコアにバイオ関連の切り返しに見どころ。■■(****)が反転したほか■■■■■■■(****)、■■■(****)も高い。9月以降に備え■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)の仕込みが完了しないと落ち着かない。■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)も出遅れ。■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)が新規。逆張りになった。9月以降、楽観できないが悲観することもない。2014、15年にかけて大回り3年。いいことも起きる。(了凡)