20日から6月踊り場 パワー取り戻した国内勢次第 (2013.05.14)
円ドルが100円を突破し第二幕。弾みがついた。輸出関連より銀行、証券、金融株が商いを伴って大幅高。外資のプログラムに間違いない。4月9日述べたように、円安についてはアストロと同じ2013、14年ドル90〜105円のレンジ。日経平均で1万2500〜5300円のレベル。このため、NY金先物1200ドルを目安に■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)買い下がり。現在ドル102円、ユーロ132円の水準から胸突き八丁に差し掛かる。これまで外資が毎月1兆円、1日当たり500億円前後買い越す一方、国内勢は徹底して売り越し。投信2兆円、金融・事業法人4兆円といわれ益出しに成功。5月20日以降6月にかけてヘッジファンドの決算に備える見込み。17日決算発表が一巡するだけに潮目。4月第2週に続きファンドの金放出も考えられる。一方、安倍首相(58)の原発輸出外交。UAE(アラブ首長国連邦)、トルコと原子力協定を結び再開合意。■■(****)、■■■■(****)のほか■■(****)、■■■■■(****)も水準訂正。受け売りだが、米国はイスラム国家に核拡散を警戒。放置するとロシア、中国が囲い込み。そこで日本に出番が回ってきた。建設から運転まで日本勢が請け負うとIEAを通じて情報管理。万一事故なら日本の責任。日本の原発メーカーは米国の虎の威を借りて商売しているという。これも受け売りだが、第二次安倍政権が遠くない将来崩壊。任期を残す日銀正副総裁が同政権の掲げたリフレから現実的な金融政策に転換。軌道修正が見込まれるという。インフレになる前円安から円高に振れ、現政権の思惑が外れるや日本国債暴落懸念解消。輸入インフレに歯止めがかかるという。夢と現実の往来だが、もっぱら売り越してパワーを取り戻した国内勢次第。20日以降、外資とどう渡り合うか見ものだ。来年4月消費税を引き上げる上で、4〜6月の景気条項も焦点。物価上昇を含む名目GDP年率3%増が条件になる。つまり、ヘッジファンドの決算、金放出に備え逆張り。彼らは円売り株買い一辺倒で金儲けしか念頭にない。2015年が勝負といわれるが、製造業がリーマン、大震災、超円高を跳ね返したように、国内勢も外資に負けるわけにはいかない。来週から踊り場とみられる。
日経平均は13日174円高。1万4782円の引け。東証一部の出来高53億株、売買代 金4兆1200億円。4月5日64億株、4兆8600億円に次ぐ水準。6月物が120円高で寄り160円高の1万4820円引け。4月以降、日足で3段上げに入った。14日引け後、■■■■(****)が決算発表の予定。前期3Q累計受注高64億円(38%増)、純益も通期予想を突破しており、新年度続伸、増配の見込み。垂直型の相場である。■■■(****)、■■■■■■■(****)も決算発表カウントダウン。売り買い自在のレベルにある。前者の場合、3月29日に下方修正した反動が出るはずだ。後者も■■■(****)と提携し、治療用抗体導出が実現しそうな情勢。■■■■■(****)、■■■■■(****)が出直ってきた。■■■■(****)は円安株高の黒衣。半値戻し10万円、倍返し12万が目安。■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)が新規。今夏、原発再稼働なしに乗り切れる見通し。民度が高いと米国、政府、大企業も思うようにならない。(了凡)